ダルジールとは 俺のことかとディエル問い

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 ケーブルのミステリーチャンネルというのを観ていたら、「ダルジール警視」("Dalziel & Pascoe")というドラマをやっていて、ついつい引き込まれてしまった。英国のドラマでダルジールだなんて、何系の人が主役なのかと思ったら、いかにも彼の国らしい叩き上げノンキャリ・ワーキングクラス警視とエリート・ミドルクラス部長刑事のコンビが出て来て、非英国性を売りにするような内容ではないので、どういうこっちゃと。



 で、そのダルジールというのはDalzielと綴るのだが、番組の終わりに「ダルジール」という表記にしていることについてのおことわりが出ていた。調べてみたら、これはスコットランド系の名前で、実は「ディエル」と発音するのだそうだ。そういえば、ダルジールなんて呼び名、一度もセリフに登場して来なかった。ミステリー小説というのを読まないのでわからないのだけれど、どうやら日本では既に小説でこの読み方が定着しているので、それゆえそのままにしている、ということのようだ。


 それにしても、Dalzielでディエルと読むなんて、スコットランド好きながら知りませんでした。勉強になります。ケルト系の名前は奥が深い。


 このアンドリュー・ダルジール(ディエル)警部を演じているWarren Clarkeは、あの映画「時計じかけのオレンジ」("Clockwork Orange"/1971年)でDimを演じた人。

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「ダルジール警部」に戻ると、本筋も面白いのだけれど、英国刑事物によくある、階級間の軋轢、地方都市の鬱屈感、主人公も含めた私生活のリアリティあるちょっとした味付けが、作品に陰影を与えている。10年前の作品だけれど、高齢者問題なんて個人的に身につまされるところもある。これは「フロスト警部」シリーズでも感じたところ。



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このミステリーチャンネルの英国推理物は、色々面白いドラマがありそうで楽しみ。
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by penelox | 2009-04-21 14:05 | 日々雑感


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