Have I Ever Mentioned / Rhythm Fantasy

from album "Melody Garden" (2000)

"87"のギター録音を再開。まだ結局の所コードプレイでとまっていたのだった。なんとか今年一杯で基本的な録音は終わらせたいなあ...そうしないとリリース予定が狂って行く。

イントロのフレーズをああでもないこうでもないと、またいつものようにいじり始める。
一応イントロで思い付いたフレーズを残しておく。やっぱりしばらく置かないとわからないのだ、これで良いのかどうか。これがうまく行ったら残りの間奏のところもやって行こう、というところでまたこれから仕事、仕事。

........................


で、今帰って来ました。今日もまたバテバテ。

それでなくても朝からバテていて、疲れが取れない。まあ正直、中三ぐらいの子に物を教えるってのが、一番難しい。
勉強そのもの以外のところで特に。

何でも質問して来るのは、それによって物事全般に対しての常識を形成しようとしているからだし、そうやって大人としてのある種の模範を求めているからだ。だから適当にあしらったらそういうものだと思い込んで行く。
責任重大なのだ。

しかも、社会のタテマエや本音、ぶっちゃけて言えばどれだけ「大人の世界が腐っているか」(大袈裟だが)をはっきり認識しはじめるのもこの頃なのだ、特に男の子は(女の子は、そのへんにはもっと小さい時から敏感で、適応能力が男の子より早くから訓練されている感じがする。それが良いことかどうかはまた別の問題として)。

その事実を、目の前の身近な大人(一応私のことです)がどう受け止め、どう対応しているのか見ようとする。それゆえ、大人は一生懸命生きていることをちゃんと示すべきだし、どんな試練があっても、逃げず、一生懸命考え、想像力を働かせ、思いやりを持ってより良く生きることの大切さを、たとえ偽善とその場でははねつけられようがちゃんと伝えるべきなのだ。

おおっ、ロッカーがこんな事を...('';)。
いや、私はロッカーではないから。ピュアポッパーだから。

...まあともかく、

それによって、その子がどう受け止めるかはその子次第なのだから。たとえばハタチ過ぎたらもうその子の基本的な人格形成は終わっている。もはや対等な大人として付き合えるだけである。


だから、質問魔のA君(阪神間の某有名進学校に通う中三)の、あまりに硬直した偏見だらけの意見には、どうしても、それはもっと幅広い角度から物を見た方がええで、となって、結果熱い議論となる。いくら成績良くたってそれではダメだと。それに対し、いや、成績良いんだから、後はバレなきゃ何しても良いんでしょ? みたいな反応のA君。で、アタマごなしに言い包めるのではなく、ぶつかり合いをするのだ。そうすると、最後はA君嬉しそうに、満足した感じにはなる。まあ結局、心のプロレスをしたいのだ。ぶつかって行くことで向こうはこちらがどう出るか反応をうかがっている部分もある訳で。

たとえば、弱者や傷つけられる側の立場を考えないで、多数派に回って叩く方が得であるかの様な言い種を連発すると、それは違うでと言わざるを得ない。もっと弱者の心の痛みに敏感にならんかい、想像力を使え、自分がやられたら嫌やろが。社会の不正にケチつける前にまず自分からそういう悪循環を断ち切らんかい、そうせんと5年後は君も単なる腐り切った大人のひとりで終わるぞ。そん時にはもう俺は責任は取れんからな。自分で責任とらなあかんねやぞ、それでええんか?みたいな感じでね、説得するんですよ。


まあ疲れますわね、こんなことしてたら。

しかし、今の時代、モノがあふれまくっているが、それによって、幅広い、バランスの取れた価値観を身に付けているかというと全く逆で。かえって子供の短絡的な好き嫌いを助長しているし、それによって、小さな頃から、些細な好みだけで友達関係を構築する癖がついていて、閉じたムラ社会から出ようとせす、お互いに背を向け合っている臆病な子がやたらと増えている気がする。

だから、「大人の世界が腐っている」ことに気付くことは、もっと大きなビジョンを掴むという意味では、とても健全だし、幅広い価値観を身に付けて行く、想像力を広げるのに良いチャンスなのだ。

私は親じゃないからあんまり偉そうに言いたくないけれど(←今さら!)、やっぱりホントは親が、その生きざまで、もっと幅広い、バランスの取れた価値観を子供に示すべきなのではないでしょうか。思春期になったら、子供なんてたいてい親を馬鹿にしたり、反発したりするけれど、そこで必死に取り組まない親が多すぎて....そこで格闘せんでどないすんねんと。そう思うんてすよ、切実に。

いや、仕事で疲れ切っているのもわかるんですがね。
それに、そういう、大人、特に父親を仕事で疲れ果てさせて子育てに参画させない社会にしているのも日本の企業社会の問題点で。まあ、このへんは根深いですよね。

こういう子なんですよ...(だから無理なんです、みたいな)って、親がそんなこと決めつけで言ってたらあかんのとちゃうかなぁ。子供も自分の可能性を否定されたとショックを受けてると思う。
徹底して議論したり戦ったりしないと。いや、軽々しく言いたくはないんですけれどね。


そういうご家庭に聴いてほしいのが、私が作曲し、マリリンが作詞したこの曲。
一見タテマエ風な歌詞に見えるかも知れないが、違うのだ。
生きていけば行く程見えて来るある真実...そんなところでしょうか。お互いへの愛情や信頼、思いやり。
それらの、なんと貴重なことか!
今わからなくたって、何十年後でも、きっとわかるはずなのだから。


あなたのことをどれだけ大事にしているか
今まで言ったことあったかな?

あなたがここにいて
人生の中で支えてくれたり
導いてくれたことを
すごいことだと
そして感謝しているのです

(大意)

大事なことから逃げてたら気付かない、だけど本当は、一番ちゃんと言わないといけないこと。
ロックの斜に構えた不良性ゆえに見抜ける真実もある。しかしそれゆえ見抜けないものもまた、あるのだ。
ロックでは見抜けない真実。
それをRhythm Fantasyの音楽はきっと教えてくれる。私はそう思いますよ。

http://www.jttk.zaq.ne.jp/penelopes/
[PR]
by penelox | 2004-11-24 23:10 | The Penelopes関連


<< Ooo Baby Baby /... Autumn Almanac ... >>