夏休みアニメ大会! 第七回「血湧き肉踊る菊池俊輔」

Watanabe's Pop Picks 147

 この夏は、子供時代を彩った色んなアニメ主題歌をまとめて思い出してみたのですが、感じ入るところが多々あり、大変面白かったです。改めて調べてみて、たいていは私の親世代(1920~1930年代生まれ)にあたる、戦中派たる職業作曲家たちが子供達に残してくれた贅沢な昭和の遺産・・・そんな風に捉えることが出来たのが収穫でしたね。今回は大会最終回として、忘れちゃいけないこの方を。菊池俊輔氏(1931-)。

 私ぐらいの年代のみならず、今の若い方でもこの作曲家の音楽をひとつも知らない方が珍しいでしょう。それぐらい、一時代を築いた国民的作曲家であり、そういう意味で前回の渡辺岳夫氏と並ぶ存在なのでは。


■新造人間キャシャーン(1973) 歌・ささきいさお

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 リメイクしたい気持ちもわからないでもない、それぐらい我々世代の子供に強烈に突き刺さった、ヘヴィーな作品だったのではないでしようか。また歌が内容とピッタリ合ってるんですよね。

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 菊池氏の特徴といえば、緊張感溢れるダイナミックなアレンジで展開する、血湧き肉踊る壮大な楽曲でしょうか。もしかしたら楽曲によっては気楽な、ほのぼのとした作風もあるのかも知れませんが、あくまで全面に出てくるのはそういう感じ。そしてそれがより効果的に引き出されるのは、やっぱりささきいさお氏の歌唱なのかなという気がします。

 以下、ささき-菊池コンビの三連発で!

■破裏拳ポリマー(1974)
 これもまたささき氏の歌唱が凄いと思うのですが、如何でしょう。擬音語が多いのも特徴でしょうか(笑)。当時のカンフーブームにも乗ったのかも知れませんが、先のキャシャーンにはない軽いタッチが、バタ臭く洒落たタツノコプロの作風と相まって、大変観やすいアニメだったと記憶してます。

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■ゲッターロボ(1974)

 この主題歌もとても印象深かった。脚本・上原正三! 今ではこっちにおおっ!と思ってしまうんですよね(笑)。

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■UFOロボ グレンダイザー(1975)
 75,6年あたりから色んなものをやり出したり、興味が出て来たりして(プロ野球、相撲、歴史、草野球チーム、カブスカウト、それに飛行機を中心とするプラモデルなど)、アニメを観るのが少し減って来るのですが、その辺りの子供の頃の心の変化も思い出す作品。ロボットアニメに関しては、たぶんこのあたりでもうおなか一杯になったんでしょうね。ガンダム以降に至っては何が何だかサッパリわからない私・・・(苦笑)。

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 菊池氏というと、実はアニメだけではなくて、特撮(「仮面ライダー」「超人バロム1」「ロボコン」など)、時代劇(「荒野の素浪人」「暴れん坊将軍」など)、現代劇(キイハンター」「刑事くん」「Gメン75」など)と、TVドラマの幅広い分野での名曲の数々で知られるんですね。TV黄金時代ももはや遠い過去になった今、こんな国民的作曲家がTVという媒体から出て来ることはもうないのかも知れません。

最後に、氏の手による想い出深い不朽の昭和の名曲をいくつか。

■バビル二世 (1973)

この歌もよく知られているのでは。水木一郎氏の歌唱も印象的。

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■タイガーマスク (1970)
メチャクチャ好きな歌でした。エンディングがまた、心に染みる名曲なんですよね。

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荒野の素浪人(1972)

 これはたぶん再放送で観たのですが。峠九十郎、演ずるは「世界のミフネ」! 五連発の旦那も懐かしいです。


キイハンター (1968)

 これはEDを野際陽子が歌ってたんですよね。よく再放送で観てました。当時の歌はヨーロッパ趣味でラウンジーなのが多いですね。
 それにしても懐かしい顔ばかり・・・


Gメン75 (1975)

あまりに有名なテーマ曲ですね。ちなみに私は森マリアに憧れてました(笑)。


仮面ライダー・シリーズ(1971~1975)

 ああ、メチャクチャ懐かしい・・・こちらもあまりに有名ですね。
 正直アマゾンやストロンガーはもう観てなくて、74年のXまでしか知らないのですが。Xはレコードも持ってたなぁ・・・(笑)。


がんばれ!! ロボコン(1974)

 これも印象的な歌でした。特に冒頭(「デンデンガンガン・・・」のくだり)は子供にとっては忘れられないものでした。




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by penelox | 2009-08-27 23:22 | Pop Picks


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