ダブ・イズ・ファブ(Dub Is Fab)・・・XTC / Mr. Partridge

■8/27続き

Watanabe's Pop Picks 148
"Commerciality" - XTC / Mr. Partridge (1980)
from the album "Explode Together: The Dub Experiments 78-80"(1990)


 神戸の生徒さんのところに行く前に元町の高架下、DynamiteというCD屋さんでXTCの"Explode Together"を発見、即購入。思わぬ掘り出し物!

 XTC78年の2ndアルバム"Go2"に限定で付いていた12インチ"Go+"と、80年のA・パートリッジのソロアルバム"Takeaway"/Lure Of Salvage"をカップリングした、所謂ダブ実験の作品。アナログの"Takeaway..."はハタチの頃に購入して以来ずいぶん刺激を受けて来た、アブストラクトな音響彫刻、といった趣だけれど、そろそろCDに変えなきゃ・・・というのもあったし、"Go+"は聴いたことがなかった。上手い具合に見つかるものだ。最近はCD屋さんに行くのもずいぶん減ったけれど、足で歩いて見つけるのがやっぱり一番良いな!


 やっぱり"Takaway"の冒頭の2曲"Commerciality"と"The Day They Pulled the North Pole Down"、それにラストの"New Broom"が今聴いてもインパクトあります。ダブと言っても、所謂ジャマイカン・ルーツとか実験色をこれみよがしに打ち出す訳ではない。XTCの音楽を換骨奪胎して、自由奔放に作り替えてしまったという趣。言ってみれば、プラモデルを、組み立て書を無視して自分の好きなオブジェに仕立ててしまうような感覚です。子供の頃よくやったからわかるのだけれど、レシプロエンジンを後ろに付けたり、妙な尾翼を主翼につけてみたり・・・そういう、少年が夢中になって、自由に音に戯れているという感じが一番近い。だから実験的だけれどキュートなロマンチシズムが漂って来る。こういうことをやってもポップだったのが、当時のアンディー・パートリッジの際立っていたところであり、当時の他のNew Wave系のそういうタイプの音楽とひと味違ったところだったのだけれど、30年前、1980年ということを考えたら、今でもさほど古くなってないのもまた驚き。そういう意味では、エレクトロニカなんかのルーツと捉えることも可能なのかも。

それにしてもこのお店、レコードショップだけどギターも売ってるのが粋だなぁ。


こちらで試聴/ダウンロードできますのでチェックしてみては如何?


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"Explode Together: The Dub Experiments 78-80" / XTC (1990)








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"Takeaway/ The Lure Of Salvage" / Mr. Partridge (1980)








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"Go+" / XTC (1978 / Bonus single for the "Go2" album)







 



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by penelox | 2009-08-28 09:30 | Pop Picks


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