アメリカNYはブルックリンを拠点とするパワーポップバンド、The Davenports(ザ・ダヴェンポーツ)。Scott Klass(Vo/G)を中心とする4人組。エネルギーに満ちたパワーポップ・チューンもありますが、彼らのページで聴いた感じでは、"Thinking About You Maryann"(左)や"Five Steps"など、マッカートニーの小品を彷彿とさせるような穏やかな曲に持ち味を感じるんですよね。このKlass氏と言う人はもともとFountains Of Wayneの設立者であるChris CollingwoodとSmalltown Criersというバンドをやっていて、その後結成されたのがこのバンドなんだそうです。全部Wikipediaの受け売りですよ、念のため。
2000年のアルバム"Speaking Of The Davenports"( 下)から"Five Steps"。たぶんファンの方が作ったのであろうビデオなのですが、何故か映画「プライベート・ライアン」を使ってます。何か歌詞と関係があるのでしょうか。ちなみにこの曲、アメリカのTV番組"Intervention"のエンディングに使われてるそうです。
3rdアルバム"Why The Great Gallop?"のリリースが控えているとのこと。ド派手じゃないですが、こういう音楽もまた日常でいつも必要な私。ビートルズのメロディーとフーのエネルギー、ビーチボーイズのハーモニーがパワーポップの三要素とよく言いますが、ビートルズの、特にマッカートニーの色が好きな者としてはここを拡げて行って欲しいものです。