ベスト・オブ・コリン・モールディング (ex-XTC) 02

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"Making Plans For Nigel"


 1979年9月に全英17位まで上昇した当時のXTCの代表曲のひとつ。初期の彼らのシングルのなかでももっとも知られているひとつと言えるこの曲(邦題「がんばれナイジェル」/このタイトルも好き)は、コリンの作品でした。


 ディーヴォからインスパイアされたという一回聴いたら忘れられない、一風変わったドラムパターンは、リーダーのアンディー・パートリッジの指示をドラマーのテリー・チェンバースが間違えて演奏したことから生まれたとも聞いてます。楽曲の端々から溢れ出さんばかりの豊富なアイデアを、その大胆な発想で料理し聴き手を刺激するのが当時のXTCのある一面だとしますと、アレンジにそういったアーティスティックな要素がふんだんに盛り込まれつつも、歌そのものにある英国の童謡を思わせるようなメロディで古き良き伝統を楽しませてくれるのもまた彼らの一面で、それが両方とも上手い具合に出ているのがこの曲なのではないでしょうか。


 さらに虫眼鏡で拡大してみれば、歌詞。親の愛情ゆえの一方的な思い込みの形で綴られる、自分で自分の人生を決められないナイジェル君の悲喜劇 - およそ世間一般にロックとイメージされるものとは正反対のキャラクターが主人公 - という構造もまた、十分にイギリス的であり、つまりはXTCらしさがよく出ているのかも知れません。


 地球の反対側の生活が歌われているのに、遠い世界の事とはとても思えない・・・そんなこともふっと感じた十代の頃の記憶とともに、これからもずっと聴き続けるであろう、人生のサウンドトラックの一部。



こちらがPV。




こちらは一度目のTop Of the Top出演時。ちょっと音が大きい(のと、ピッチ高めですが)。





こちらは1981年のライブ。




We're only making plans for Nigel
We only want what's best for him
We're only making plans for Nigel
Nigel just needs this helping hand
And if young Nigel says he's happy
He must be happy
He must be happy in his work
We're only making plans for Nigel
He has his future in a British steel
We're only making plans for Nigel
Nigel's whole future is as good as sealed
And if young Nigel says he's happy
He must be happy
He must be happy in his work
Nigel is not outspoken
But he likes to speak
And loves to be spoken to
Nigel is happy in his work
We're only making plans for Nigel


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by penelox | 2011-06-05 21:39 | New Wave


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