元原子力技術者であるフェアウインズ・アソシエーツのアーニー・ガンダーセン氏による解説です。原子力発電が、核保有国/原発推進国全体の国際的なれ合い構造の上に成り立つものであろうという推測が彼の報告で証明されていると思います。
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東電と日本だけじゃない、政府と原発業界が世界中でズブズブ関係! 10/2
Nuclear Oversight Lacking WORLDWIDE by Arnie Gundersen
<概要・日本語訳:Junebloke>
・フェアウィンズは、ニューヨーク・タイムズの論説「フクシマ原発事故は、日本の原子力保安院が東電を監督しきれていなかったのが原因だ。」と言う批判に、同意出来ません。
・米国の原子力規制委員会NRCと原子力産業の関係も、日本と同様にもたれ合い関係が存在するのです。
・原子力発電に対する安全保証実施費用が、原子力産業により拒絶される事により、厳格なはずの原子力規制機関が、世界中で原子力産業に協力しているのです。