"Life In The European Theatre" (邦題:「狂気の核!俺達は生き残る」 / 1981)


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 一応ミュージシャン/音楽ファンの端くれとして、こういうものも。1981年に英国のパンク/ポストパンク/ニューウェイヴ系のアーティストたちの楽曲を集めた一枚のコンピレーションレコードがリリースされています。邦題にもあるように、テーマはおそらく、当時の軍縮を求めるヨーロッパの動きに連動した「反戦」「反核」。当時は東西冷戦の時代でしたので、(核)戦争の恐怖や反戦に焦点を合わせた曲が多く、原発も含めた核/原子力全体への恐怖にまではさほど広がってはいないかも知れません。しかし、クラッシュやストラングラーズの曲には1979年のスリーマイル島の原発事故も影を落としている気はします。それにしても実に豪華なラインナップ。この時代なら、ここにたとえばエルヴィス・コステロの"Accidents Will Happen"(原発事故になぞらえた内容に思えて仕方ないのです)が加わってたらさらに良かったかも。

 その後80年代半ばまで、こういった核の恐怖や戦争の愚かさを描いた楽曲は、特に英国のニューウェイヴ系のアーティスト達によって(決して声高ではないが)作られ続け、10代後半から20代前半だった私も、その影響を強く受けました。

これから数年のうちに、2011年のFukushimaを起点とした、世界的な、原発も含めた核をテーマにしたこのようなコンピレーションは作られるのでしょうか。ぜひ見たいものですし、ぜひ参加したい・・・そう思う私です。


 01. The Clash - London Calling



 02. The Jam - Little Boy Soldiers



 03. The Beat - I Am Your Flag



 04. The Specials - Man At C&A



 05. XTC - Living Through Another Cuba




 06. Peter Gabriel - I Don't Remember



 07. Ian Dury & The Blockheads - Reasons To Be Cheerful, Part 3



 08. Madness - Grey Day



 09. Bad Manners - Psychedelic Eric



 10. The Stranglers - Nuclear Device



 11. The Undertones - It's Going To Happen



 12. Echo & The Bunnymen - All That Jazz



 13. The Au Pairs - Diet

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by penelox | 2011-11-07 22:40 | New Wave


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