スイスの番組です。チェルノブイリ事故の処理に駆り出された労働者達、「リクビダートル」(ロシア語で「後始末する人」という意味で、しばしば清掃人、事故処理班、解体作業者、決死隊等と翻訳・説明される)と呼ばれた人たちのその後を追うドキュメンタリーです。福島第一原発事故の処理にあたって、現在の凄まじい放射能汚染の下で、正気を疑うような
除染ボランティア募集が国から発表されている現在、これはどうしても見て頂かなければ。
ぜひ御覧下さい。
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The Sacrifice
Emanuela Andreoli、Wladimir Tchertkoff 監督
Feldat Film (Switzerland) 制作(2003 年)
(YouTube上の解説)
1986年4月に旧ソ連で起きた史上最悪のチェルノブイリ原子力発電所事故。百万人の労働者がその事故処理に狩り出された。放射性物質、放射線の危険性を全く知らされずに作業したため、強い放射線を浴び、放射性物質を体の中に取り込んでしまった作業者達。健康を害し、亡くなってゆく彼らに医療は為すすべを知らない。 地震大国日本で同様、あるいはこれ以上の事故が起きないと誰が言えるだろうか?