That's Why / The Penelopes

from forthcoming 7th album

怒られたくないから嘘をつく。
見捨てられるのが恐いから黙っている。

私がいつも、悲しくて仕方ない、人の生き方である。昔は、こういう行動に出る人間が全く許せなかった。

しかし、歳を取るにつれて、そんな生き方でも認めてあげないと仕方ないのかな...
そう思うようになった。そういう、その場をつくろって後で大問題になることの方がこちらは困るのだ、傷付くのだ、そう何度言ってもやめてくれない。やめられない。そういう人をたくさん見て来た。

自分が別に完璧に生きている訳ではない。でも、勇気を持って日々乗り越えないと、面白く無いし、一度しかない人生が惜しい。自分はそう考える。一瞬一瞬が惜しい。だから、そうやって生きるつもりがない人というのが、何を余裕かましとんねんと、昔はハラが立って仕方なかったのだ。要するに自分の生き方を他人に押し付けていた訳だ。

だが、生きて行く中で、ああ、こんな育ち方したらそりゃこうなるわな...と思わざるを得ない状況を多々見るに至り、そういう消極的な生き方を、なし崩し的に選び取らざるを得ない人達がたくさんいて、一生懸命生きようと思っているだけの人間に対して、全く理解出来ないような憧れ、尊敬を持ち、それが自分に出来ないとわかると今度は逆に恨んだり...そんなメカニズムがあるのだということを認識せざるを得なくなった。

それでも、人間の可能性を信じたい、アホンダラのお人よしとしては、騙されつつも、ニコニコしながら進んで行くしかないとは思う。

騙すつもりがなくても、結果的に人を騙すことになる。
だから人間関係は難しいのであり、しかしだからこそ、ほんのひとかけらの勇気、状況を好転させ打開する勇気がその場その場で必要なんじゃないだろうか。後悔することがあったのなら次に活かさないと。それがわかってない人が多いのかな。

最近読んでる本では、状況を打開出来ない人間を医学的見地から解説していた。こういうのはちょっと落ち込ませる。それに自分だって表層的に見れば、何も打開出来てるようには見えないだろうしなぁ。

暖かい日はまだ遠いわい...。

今日は上の曲の細かい仕掛けを。またしても砂浜の音を入れる。これは、歌詞の最後の部分に引っ掛けてのものだ。

歌詞の内容は前のアルバムの"Love Is"の延長線上にある。
「愛(love)」についてのあれこれ、だ。人は簡単にその言葉を使うが、たとえば、恋人どうしでも実は全く違うことを指しているのかも知れない、とかね。あるいは、お互いに「愛」をもらうことばかりにかまけて、それが実は勝手に心に湧き起こる究極のエゴイズムであり、見返りなどを前提に存在するものではないということを忘れている...まあそんなところだ。

それも結局、消極的に選び取るだけの受動的な「消費者」になり過ぎているがゆえなんじゃないかと思えて仕方ないのだが、もしそれも医学的分析がはっきり出来るのだ、となると...またこれも落ち込ませるね。

人間の可能性って、いったい何なんやろうねぇ...。


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by penelox | 2005-03-03 23:55 | The Penelopes関連


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