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Cellophane / That Petrol Emotion

from album "End Of Millenium Psychosis Blues"(1988)

11/11

仕事が辛い。仕事と言ってもバイトだ。しかしバイトだからといって適当にも出来ないし。しかし大した金にもならないわ、生徒さんはこちらの思った通りにはならないわ、ホント辛い。これ見てる生徒さんもいるから、あんまりな事書けないけれど、しかしなぁ、日本がダメになってるのをリアルに感じてて、それで何も出来ないというのはホント悔しい。疲れが増します。

おまけに音楽創作は相変わらず全く出口無しな状況だわ...まあこれはどうしようもないけれど。しかし、そのせいで自分がダメになってるんじゃないかと不安になる。集中力が年々落ちているのをつくづく感じるからだ。色んなことを整理して、シンプルにもう一度仕切り直したい、しかし仕切り直せないまま、ズルズルと後退している。
歯がゆい毎日だ、何もかも。

それでも良い音楽を聴くと救われた気にはなる。そして、ヒントも色々与えてくれる。

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That Petrol Emotion
の面白さは、曲ごとのポテンシャルの高さ、(メンバーがみんな曲を書けることによる)Cellophane / That Petrol Emotion_b0022069_0315688.gif全く違うタイプの曲が作れる器用さにあると思うのだが、別の見方をすれば、アルバムとしての完成度が低い、と取られてしまうかも知れない。


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全く違うタイプの曲を書きつつ完成度の高いアルバム。
これが一番難しい。音楽を作ってアルバムにする場合の、永遠の課題なのかも知れないけれど。




Cellophane / That Petrol Emotion_b0022069_0343555.gif99年に出した"Inner Light"はまだ若かったからか、全く違うタイプの曲を書くぞ、という意識に固執し過ぎたかな、とも思う。それでもあそこに刻まれた自分のポテンシャルは、自信にもなったし、またしかし、それゆえに絶対に乗り越えたい壁にもなった。






それを現段階で乗り越えるために色々考えた挙げ句出て来たのが、今やっている4枚で完結のシリーズ、というアイデアでもあるのだが。それでも"Eternal Spring"はかなり重かった。それには色々な理由があったので、仕方ない部分もあった。Cellophane / That Petrol Emotion_b0022069_0351521.gifそれで、次に出すアルバムはもう少し軽くしようとした。全体の一部であることを思い出したというか。とにかく"Inner Light"を乗り越える、今の私の生きている意味は、正直これしかないのだから。

自分の音楽は彼等のように攻撃的なギターサウンドではないけれど、全く毛色の違う音楽の方が色々とアイデアのヒントになるのである。
by penelox | 2005-11-11 05:15 | New Wave


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