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Let Me Go / Heaven 17

Let Me Go / Heaven 17

from album "The Luxury Gap"(1983)

YouTube、引き続き。
皆様、このPVはもう、チェック済でしょうか?
マイミクのTさんに以前いただいたプロモ集"Industrial Revolution"Let Me Go / Heaven 17_b0022069_16581097.gifにも収録されていた彼等の代表曲のひとつ。ヒューマン・リーグから分裂したシェフィールド・エレクトロ・ファンクポップ。

Let Me Go / Heaven 17_b0022069_16582376.gif新しさと古さ(昔から引き継いだもの)が共存した、まさに英国的な音だと思うのだけれど、そこに、置かれた環境、それに対してどう声を上げたか...それも含めて新しさと古さが共存していて、そこが今となっては 懐かしさも覚えます。

80年代前半、サッチャーの保守党政権下、英国New Waveバンドの多くは労働党支持に回った...84年の長期の炭坑ストライキにおいては、炭坑労働者支持のコンサートなども多く開かれた。効率重視のサッチャリズムを支持した日本(というより日本が影響を与えた)には、あまり詳しいところは伝わって来なかった。もちろんそれで政権がひっくり返った訳じゃない、それどころか、サッチャリズムは成功し、古き良き英国は消えて行った。 ともかく、古いものと新しいものがぶつかり合い、とりあえずは古いものが退場して行った。 しかしポップミュージックの役割の一端を見た気がした、80年代前半から半ばの英国ポップ。特に85,6年まではそういうぶつかり合いのムードと、何がしか社会とリンクしようとした作品が多い。 今考えると、英国階級社会への抗議も仄めかした、非常に左翼性匂うアルバムタイトル。古くて新しい。 そんな事もつらつらと考えさせます。

 
Mad World / Tears For Fears

from album "The Hurting"(1983)

watanabe "pure pop" 実とでも名乗りたくなって来た今日この頃(笑)。
YouTubeエレクトロポップ編、引き続き。

Let Me Go / Heaven 17_b0022069_1720401.gif英国バース出身の二人組の傑作デビューアルバムから。
"Pale Shelter"は結構知られてると思いますのでこちらを。
思春期の少年の懊悩がこれでもかと迫って来ます。
個人的には世界的ヒットとなった2ndよりこちらの方が思い入れがあります。





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某生徒。入試に全部落ちて浪人決定し、しかも来年はさらに上を目指すと宣言していたのに、4月までは遊びたいと言う。これから旅行にクルマの免許取得と計画盛り沢山だそうで. . .ホンマに!! そんなんで受かると思ってるところが凄い。
大物なのか、何なのか、微妙な線である(苦笑)...。

自分が歳を取ってどんどん十代から離れて行くからなのだろうか...年々子供っぽく、幼稚になって来ている気がしてしまう。計画性がないというか...それ以前に自分で主体的に考える習慣がついてないというか。指示待ち族というか...しかし世の中、指示待ち族がやたら多いのも事実なんですよね。
だから、指示待ち族予備軍というべきか。

自分で何ひとつプランを立てられない人間が、追い込まれてギリギリになってからお願いしますと言って投げ出して来ても、こちらには何も出来ないのに。結局は自分で計画立てて、試練に打ち勝って行くしかないのに、そもそもやる気が起きないって...。
悲しい。

まあ、しばらく様子を見るしかないのかな。

上のmixi日記に書いてある、watanabe "pure pop" 実、というのは、渡辺ポップ実に引っ掛けています。

渡辺ポップ実とは80年代の朝日放送によるMTV放送時の、マイケル富岡、セーラ・ローウェルと並ぶ伝説(?)のVJ。
by penelox | 2006-02-21 23:59 | New Wave


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