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Almost And Nearly / Katydids

from album "Shangri-La"

なんだかんだと雑事があって録音がまた停滞中。"Colour..."のサビの録音に入れず数日経過。
ちょっと焦って来た。今年中に録音終わるのだろうか...。

久々に上の曲を聴く。うーん、またしても前より遥かによく聴こえる。
このKatydidsのスージー・ハグという人は、Almost And Nearly / Katydids_b0022069_15465391.gif自分の中では5本の指に入るくらい大好きな女性シンガーだ(他は誰かってきかれたら、全部はバッと思い付かないけれど...まあクリッシー・ハインドとスザンナ・ホフスは確実に入ると思う)。何が良いかと言えば、ある種、酸いも甘いも噛みわけたかのような、「疲れ果てた末の透明感」、そんなニュアンスが伝わって来るから。男はみんな多かれ少なかれマザコンだと言うが、こういう「母親感」が自然と出るボーカリストは男だったら自然と惹かれてしまうんじゃないだろうか...違うかな?

天然少女系みたいな、高音がキイキイ言ってるんじゃなくて、落ち着いていて、低音でよく通る声。彼女が当時母親だったかは知らないが、どこか疲れてる感じはあった。そんなニュアンスは、本当に母親だったら出る、というものでもないのだろう、きっと。

なにか静かに、無理のないレベルで自らを奮い立たせ、かつなだめようとしてるかのような、その声は、聴く側にアンビバレントで心地よいという、不思議な余韻を残すのだ。


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by penelox | 2004-10-15 22:43 | New Wave


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