カテゴリ:World/Others( 5 )

Ve Y Dile / Luis Vargas

from album "D' Pelicula"

7/29
朝からバイト、急いで帰宅、マリリン・ローのコンピCD用の新曲を録音。私が作った曲を元に彼女が新たに歌詞を作り直し、歌いやすいメロディーラインに。タイトルは"Little..."(フルタイトルは出来上がってからお知らせします)、早速仮歌を録ってみる。
なかなか良い感じ...。b0022069_2228856.jpgイントロの語りや、バッキングVoも試してみる。リズム・ファンタシーの世界とはまた違う方向性への扉を、「ソロ・シンガー」マリリン・ローの世界への扉を、なんとか開けられそうな感じです。

夜のバイト、急遽変更になってよかったよかった。










7/30
仕事で終日忙殺。その合間に、リナルディー・シングスことスティーブ・リナルディー氏から早速書面インタビューの回答が。えらい早いんでビックリ! で、書いてある内容がまた興味深い。80'sネオモッドの人々の生きてきた時代を色々思い出させてくれる。また、タンジェリン主宰のクリス・ハント氏からも色々と興味深い話がきけました。少しずつになりますが、後日アップして行きますのでお楽しみに!

...ああ、そうでした、このあいだラジオのオンエアの件を書きましたが、彼等のHPでも試聴出来ますので、そちらもお試しを!


7/31
時間がある時に静養...という訳にもいかんかった。やらなきゃいけない事が山積みなのだった。しかし暑いとどうも記憶が曖昧になります...。ええっと、何やったっけ...思い出せない...。

暑いのでラテンの涼やかなのを...と思ったが、結局かけているのはBachata(バチャータ、バチャッタでも良いのかな?)。Bachataというのは、メレンゲと並ぶドミニカの大衆音楽、農村部からここ20年ぐらいで都市部に大きく広がり発展して来た音楽らしいのだが、あんまり詳しいことはわかりません。b0022069_22323023.jpgここに挙げたLuis Vargas(ルイス・バルガス)は、その世界のある種開拓者というか、重鎮的存在なのだそうです。

音楽的には、曲自体は四拍子。涼やかなギターが割と高音部で素朴で開放的なメロディー/フレーズを、時にボーカルに寄り添い、時に合いの手になりつつ鳴らし続ける。リズムはコンガが主体で、こちらも涼やかで素朴な音をずっと鳴らしている。途中で曲調が変わったりリズムに極端な変化はなく、コンガなどのパーカッションで変化をつけているけれど基本線は同じ。とまあ、全然騒がしくない、のんびり聴けるのどかで素朴なダンスミュージックという趣きですね。で、ラテン特有の濃厚なメロディーを、また濃厚なボーカルが感情たっぷりに朗々と歌い上げる訳ですが、バックが非常に簡素なので、さほど暑苦しい感じはないし、なんともトロピカルなムード(しかもカリプソほどキビキビしてないのでほんわかした感じ)。面白いのはギターがアフリカぽいというか、ハイライフにもちょっと似た音色(で、細かいフレーズをずっと弾くので、なんか少しスミスを思い出したりする、ギターだけですけれどね)、これが特に涼やかな感じを醸し出してる気もするのだが、違うかな? 簡単に言えばアフリカ音楽とラテン音楽の融合、な訳ですが、他の南米諸国に比べるとカリブ海のトロピカルな雰囲気が強いというか。

このLuis Vargas氏は、途中で自分の名前を言ったり喋ったり、色々する。ノンストップでチャカポコしたリズムと感情たっぷりなVoとの対比がどこかユーモラスというか明るいというか...そう言えば一時話題になった韓国のポンチャックというダンス音楽にバックの雰囲気が似てるのかも知れない。こちらはリズムボックスではないので、更に簡素なのだが。

それにしても、中南米の音楽も、興味深いものが一杯ある。こちらのサイトにも色々面白いことが書いてありますので、のぞいてみてはいかが?
[PR]
by penelox | 2005-07-31 22:46 | World/Others

Time After Time / Brent Spiner

from album "Ol' Yellow Eyes Is Back" (1991)

今日はまた甥児の子守り。子供は好きだが、本当に色々な事情で、ドッと疲れる。音楽どころでなくなってしまう。いや、それでも、甥児にはもっともっとその可能性を広げ、輝いて欲しい、元気一杯になって欲しい...。

ここに書くようなことではないのかも知れないけれど、とにかく、来週は今週より進歩しようぜ、甥っこよ!

海外からのメールで、日本ツアーで一緒にやらないかとか、ウチのCDを配給してくれないかとか、即座には答えられない内容がたくさんあって、色々考えているうちに時間ばかりが過ぎる。
みんな良い音楽だから余計悩む...。

ここのところコミュニケーションの難しさ、というのを物凄く感じる。
そういう時いつも思い出すのが「スタートレック・ネクスト・ジェネレーション」のエピソード「謎のタマリアン星人」(第102話、原題"Darmok")。ピカード艦長が、全てを自星の神話や伝説の比喩で伝えるタマリアンとの意志伝達に苦闘する物語だ。

御存じの方もおられるかも知れないが、

「タナグラのダーモクとジラート」

という言葉が耳にこびりつく名作である。これを観ると、どんなに伝達が大変でも、やってみることに意味があるということを思い出させてくれる。ぜひぜひ御覧いただきたい。SFドラマはここまでやれるのだ。

上の曲は、このエピソードと直接関係ある訳ではないが、同作品の「データ少佐」を演じたブレント・スパイナー氏による歌唱集。もともとがブロードウェーで活動する役者さんなので、その歌唱力は抜群。レギュラーメンバーも数曲でゲストとして参加している。

アメリカの役者さんの懐の深さを思い知らされる一枚。


http://www.jttk.zaq.ne.jp/penelopes/
[PR]
by penelox | 2004-11-12 23:22 | World/Others

Katip / Safiye Ayla

from こぶし地帯を行く (Journey Through The "Kobushi Belt")(1996)

"LIght"、さらにサビを録音。しかしやっぱり気に入らない。
バッキングVoのアイデアもあわせて考えて入れて行くが、どうもしっくり来ない。ドアを開けようと色々やっているが、ピッタリ合う鍵が見つからないというか、ドアが開かずに苦戦中という感じ。それでも一応ある程度作って、しばらく置いてみるか。

...まあ何をやってもうまく行かない日ですわ。
これ以上マイナス思考が広がっても仕方ないので、今日は録音について書くのはおしまい。

上のサフィイエ・アイラという女性歌手による曲はトルコの1940年代の音楽。アメリカでアーサ・キットが53年に、日本では江利チエミが54年にヒットさせた「ウスクダラ」という曲の原曲らしい。けれど、その「ウスクダラ」を知らないので、何とも言えませんが。

ひとつ言えるのは、この曲、まるで日本の当時の歌と言っても遜色のないようなメロディーだということ。そしてもうひとつ、この曲の入った上のCDが非常に興味深いということ。日本の演歌の旋律というか、唄い回しというのに(タイトルにあるように)「こぶし」が入っているところが非常に似ているのだ。こういう唄い回しがいつ頃この国に入って来たのかわからないけれど、日本の歌は明らかにここに入ってる歌のようなアラビア半島やアジアとのつながりがあるのだということ。やはりシルクロードからアジアを通って来たのだろうか...そんなことをつらつらと考えさせる。

トルコの音楽は、セザン・アクスという女性シンガーを割と熱心に聴いていたことがあって、そのインパクトの強いストリングス、アラビア音階というか、独特のメロディー展開が面白くて、かなり興味深かった。

トルコの文化自体、それほど日本で身近な訳でもないけれど、ケバブとか、お菓子とか、割と興味がある。どこかそういう物品全般が手軽に手に入るところ、ないもんかな。

...あ、検索したら済む話でしたわ(笑)


全然関係ないが、最近阪神尼崎駅の夕暮れ時がかなりコワい。ムクドリの大群が駅前の木立に集合して、まるでヒッチコックの映画「鳥」を連想させる。まあ彼等は寝床に帰って来るだけなのだが、とんてもない数(数百羽は絶対いる)なので、鳴り響くその鳴き声、夕暮れに映えるシルエットは通行の人々も思わず見上げてしまうほどの壮観だ。ムクドリというのは、大家族主義というか、みんなで一ケ所に集まって寝るらしいから、このままほっといたら来年再来年はもっと凄いことになりそうで...恐い。



http://www.jttk.zaq.ne.jp/penelopes/
[PR]
by penelox | 2004-11-11 22:25 | World/Others

But Not For Me / Chet Baker

from compilation "The Best Of Chet Baker Sings"

"Gent..."がちっともアレンジが浮かばないため、ベーシストへの送付用に前半6曲をベースラインの有り、無しで各2バージョンずつラフミックス、DATに入れる。さらにそれをMDに落として行く。聴いているとマイナス点ばかり目立ってまた落ち込む。しかし、何度も聴いているとそれほど悪く無い気もするし...なんなのだろうか、このいつも最初に感じる不快感は。

あと、ハードディスクレコーダー、DAT、MDと落として行くたびに、音像から丸みが取れるというか、なんか球体から(カクカクした)多面体になって行く感じがあって(...いやむしろぺったんこになるというか)、特にVoが微妙なニュアンスをそぎ落とされてしまう感じがして仕方ない。前にも書いたが、感情の存在しない灰色空間を作ってしまうというか。まあ、これはちゃんとしたミックスの時の課題だ。

ただ、やはりこうやってミックスすることで色々自分自身の課題というのが見えて来るのも事実で、だからこうやってマメにミックスしてみたり、嫌でも何度も聴いてみた方が良いのだろうな。

デザイナーのマイク・オールウェイ氏に送るためにもうひとつMDを作る。前作"Eternal Spring"同様、今回もジャケットのデザインをお願いしているが、果たして今回は受けていただけるか....。ポップトーンズの各作品のジャケットでお馴染みだが、一般的にはどのくらい知られているだろうか。私なんぞ恐れ多くてひれ伏してしまうのだが(だから最初メールが突然来た時は誰かにかつがれてると思った程)。

同時にこれの次のアルバムのアイデアも少したまって来たので、メモる。ジャズなんて出来ないし、あくまでニュアンスだが、「秋」らしい、リラックス出来るおとなしい作品を作りたいのだ。たとえば、上の曲の軽やかなリズム。

チェット・ベイカーはトランペッターだが、この力みのまるでないサラサラボーカルは、ネオアコースティック派のジャズに流れた人たちにとってのひとつの指標だった気がする。1950年代の録音なのに、まんまこれ80's半ばのネオアコバンドですと嘘ついてもバレないような、どこか通じるところがあるのだ。

昨日書いたカンニング君だが、もちろんそのテスト(英作文)自体は0点でっせ、当然。まあ毎回毎回、高校生活を振り返ってとか、将来の夢とか、家族のこととかを英語で書けと言われても困るのはわかるけどね...。

移動中、駅前でイソヒヨドリを発見。うーん、いつ見ても凄まじく綺麗な鳥だ。改めて自然の不思議さを思う。

(注・音楽日記なのに関係ない野鳥発見記が時々入っていて申し訳ないけれど、自分で後で読み返すと面白いのでお許しを。)


http://www.jttk.zaq.ne.jp/penelopes/
[PR]
by penelox | 2004-11-02 22:56 | World/Others

White Cliffs Of Dover / Vera Lynn

from compilation "We'll Meet Again: Classic War Songs"

引き続きVo録音。サビのところを中心にやる。ノッてきて嬉しがって録音しても、
後で聴いたらしょうもなかった、ということが多々あるので、あわてず、少しずつ録音。
歌う側と録音する側の両方を自分ひとりでやるため、熱くなるところと冷静なところが両方ないといけないのでなかなか難しい。
週一曲で9月中に4曲終わらせたい。とにかく慎重に、慎重に...。

先日、近所のCD屋の店前のカートに入った廉価版CDの中に上記のCDを発見。安かったし、興味深いので購入。
内容はおそらく第二次世界大戦中にイギリスで流行ったヒット曲集。要するに当時ラジオで英国民や軍隊を励ましたり慰めたりしていた歌だ。

タイトルや歌詞はそういうものだが、本当にノスタルジックな、1940'sのビッグバンドによるジャズポップ、いわゆるイギリスのミュージックホール的な音楽が多数入っていて興味深い。

イギリスは戦勝国だから、あの戦争に対して否定的に語られることがない。私がイギリスにいた時も、そういう戦勝国ならではの「肯定的/英雄伝説的戦争カルチャー」が街の至るところ、人々の精神構造に散見できて、敗戦国日本から来た者としてはそれがとても興味深かった。そして、世界の歴史などにみる英雄物語とみられるものも、こうして勝った側によってノスタルジックに、都合の良いようにねつ造されていったのだろうなぁと、強く感じたものだ。良い、悪いの問題以前に。

CDに話を戻せば、Vera Lynn(ヴェラ・リン)という当時の女性歌手による上記の曲(ドーヴァーの白い崖)が非常に良かった。当時のアレンジの音楽というのはホント素晴らしい。まだ所謂ロックンロールが登場する前の、のどかなジャズ、クラシック、フォークを中心とするモノラルの音色。だが、メロディーは今でも十分訴求力を持つものだ。どういう目的で作られたかを考えれば、なかなか苦いものではあるが、それでも曲の良さには抗しがたい魅力がある。

他に入っている曲では、Joe Lossの名が気になった。この人のオーケストラは当時
イギリスではかなり人気があったようだ。確かエルヴィス・コステロの父親はここの歌手兼トランペッターだったはず。そう考えて聴くと、この穏やかなラウンジ音楽とコステロのそういう曲との共通点が非常に強く感じられる気がして来た。またGeorge Formbyという人も当時人気があった人で、確かビートルズの"Free As A Bird"のプロモの最後に出て来るマンドリン奏者はこの人をイメージしたものだったのではなかったか、未確認だが。ジョージハリスンが大ファンだったらしい。

このへんの所謂ミュージックホール的音楽は、その後の戦後イギリス音楽全般の核をなすもので、ビートルズのみならずキンクスやパブロック、いわゆるブリティッシュポップ全般に深く根をおろしている。もっと詳しく調べてみたいもの。

で、あわせて日本の軍歌や当時流行った歌なんかも調べてみようと思っている。
両親が戦中世代だからその手の歌に触れる機会はわりとあった(予科練の歌とか加藤隼戦闘隊の歌とか! )が、今考えてみれば面白いものが多かったのだ。

http://www.jttk.zaq.ne.jp/penelopes/
[PR]
by penelox | 2004-09-15 23:07 | World/Others