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Ladybird / XTC

from album "Mummer"

録音が上手く行かなくなると、すぐ別の作品のことを考えてしまう。
今やっている「夏」アルバムは、割と元気な作品なので相当エネルギーが要る。だが、そこまで集中力、テンションが上がらない時も正直言ってある。
今度取り組む曲は特にパワーが必要だが、どうも吸い取られているというか、蓄積がない。

そういう時はどうしても気分が「秋」アルバムに流れてしまう。季節も秋だし。
果物や虫、自然の事物をタイトルにして歌にする、というのはなんか秋が多い気がする。いや、もしかしたら秋に限らないのかも知れないが。

b0022069_1235130.gif上のタイトルの曲、アルバムはきっと秋に限定されるものではないのだが、「てんとう虫」を"Ladybird"とやると、何か微妙なイメージが出る。この曲もどこか、爽やかでいて繊細な感じがあって、夏だとしても湿気が相当低い英国の初夏か、あるいは秋を感じさせる。

Ladybirdと言えば、地元宝塚に、歌劇を観に来た女性向けの、その名前のホテルが昔あった。武庫川の畔にあって、なかなか洒落た建物だった。昔の宝塚は、もう少し品格と言うか、趣きがあったなぁ...。

「秋」アルバムには虫や果物、花のタイトルをかなり入れたいと思う。

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by penelox | 2004-09-30 23:07 | New Wave

Forever Yours / Rhythm Fantasy

パソコン、結局問題なかったようで、ヤレヤレ。

9/26 なんとか"Magic"のVO録音をある程度終わらせる。前と違うことを試しつつ、自分らしさを出しつつ、というのがテーマ。気が付かれないように面白いことをやりたい。人に簡単に気付かれるようではダメなのだ。自分の好きなバンドはみんなそう。曲のタイトルも「魔法」な訳だが、世の中、「わかりやすい」(が飽きられやすい)モノ作りを追求し過ぎで、それは前にも書いたが消費万能主義の愚かさで、やっぱりバランスが悪いと思う。わかりやすく「入りやすい」が、ハマったら「抜け出せない」、そんな魔法をこれからどうやって組み立てるか、思案のしどころ。

9/27 Rhythm Fantasyのライブ。完成されたR.F. Worldがすでにそこにあるだけに、それを知ってもらうためにどうやるか、その出し方の工夫が必要...だがそれは私にもかかっているのだ。
しっかりせえよ、ホンマ...と、カメラをパシャパシャやりつつ、自戒の念を感じざるを得ない、それぐらい良い曲連発の良いライブだった。

9/28 パソコンがないここ数日間、時間があると録りだめしていた映画をいくつか。今は60's終わりから70's前半の日本映画、特にATG作品を調べていて、「曼陀羅」(実相時昭雄)、「音楽」(増村保造)、「さらば夏の光」(吉田喜重)を鑑賞。良い映像、良い役者、良い音楽。

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by penelox | 2004-09-28 23:02 | The Penelopes関連

Walk On By / Dionne Warwick

昨日、今日と色々とやることがあり過ぎて録音が全く出来ない。
ひとつひとつのことがなかなか大変なので非常にストレス。と言うか、もう最近は何がストレスかもよくわからなくなって来た。

おまけにパソコンがまた不調。なんでDVDを入れたぐらいで
また修理に出さないといけないのか...全く納得いかないが、どうしようもない。

(と言う訳で明日からしばらくこの音楽日記は書き込めないかも知れませんがお許し下さい)

一方で歌詞も仕上げないと。何が何でも明日は"Magic"のベーシックな録音を終わらせるのだ。いつも携帯している手帳は歌詞のネタを思い付いたら書き込むので、ごちゃごちゃになっていて、知らない人が見たら訳がわからないだろうな。だが、そこから拾い上げた言葉との格闘は、大変だが楽しい時間でもある。

そういう緊張の時、ホッと出来るのがバート・バカラック。自分にとって「紅茶ポップ」と言える数少ないリラックス出来る貴重な音楽。上の曲なんてホント素晴らしい。こんな曲をいつか書きたいものだ。
「秋」アルバムではそういう「 紅茶ポップ」な空気を入れたい。




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by penelox | 2004-09-25 22:45 | 60年代

I WIsh I'd Said That / Caretaker Race



さらに"Magic"のVo録音。しかし、歌詞がいまひとつなので、色々その場で考える。
結構、その場で考える方が良いものになったりするから不思議だ。これまでの数カ月は何だったんだというぐらいに。

あまりに運動不足なので、仕事に行く前にふた駅分歩く。結構キツい。かなり体力が落ちていることを実感。

途中たまに訪れていた古本屋がなくなっていることに気付く。最近は国道沿いのチェーン店的なのが増えて、昔ながらの古本屋というのはどんどん減っているなぁ。

こうやって歩いている時ほど色々アイデアが湧く。
"Magic"のボーカルの載せ方をああでもないこうでもないと考える。前作の反省に立って、あるいは好みのアルバム、曲なんかを思い出しながら。

最近リマスターされたのがどうなっているのかわからないけれど、Elvis Costelloの"Get Happy!!"をもっとすっきりさせたようなアレンジ、あれは良い感じ。それかアルペジオを前に出した80'sギターポップ的なのもここでは良い気がする。たとえば前にある方にいただいて以来ずっと聴いているCaretaker Raceの上の曲とか。

自分のやってるこの曲はモータウン的なビートなのだが、それをフレッシュな感じに聴かせたいのだ。


色々考えるがどういうのがベストなのはまだわからない。

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by penelox | 2004-09-23 23:18 | New Wave

Hole In My Shoe /Traffic

The Best Of... / Traffic

さらに"Magic"のGを録音、サササッとやってまた仕事。前日録音したGが、今日聴くともう印象が違う。
人間の耳というのはホンマアテにならんなぁ。
たぶんそれは、耳というより、脳の問題なのだ。精神状態とか、もともと持ってる要素とか。

凄いベタな意見だが、やはり人間は「心」「頭」で音楽を聴いているのだと思う。物理的に(?)、音響的にどう鳴っているかも関係はあるのだろうが、人間の心、というのは一番のポイントだろう。

昨日教えたある生徒(モッドにハマっている子)は、教えてあげたスペンサー・デイヴィス・グループに凝っていて、なんか色々買っていた。トラフィックもオススメしておいた。
ポール・ウェラーのある種師匠的音楽として。彼はどんどん追求して行く子なのである。

トラフィックの"Hole In My Shoe"はたぶんスティヴィー・ウィンウッドではなくてデイヴ・メイソンが歌っていると思うのだが、「不思議の国のアリス」的、英国お茶会サイケ(?)なとこ(妙なたとえだが)がトラフィックとしては妙に独特で今だに好きだ。

こういう高校生は個人的には面白いが、まあ60'sにそこまでハマる子というのは例外中の例外だ。

ガンダム関連しか聴かない子もいる。流行りものしか興味ない子も。洋楽というだけで、もう心を閉ざす子もいる。
日本のヒップホップ、Nobody Knowsとかが、歌詞が良い、と言って聴いてる子もいる。
タイミングによっては60'sなんかにハマって行くこともあるのだろうけど、絶対そこまで音楽にハマることはないだろうな、というのがわかってしまう子は多い。生まれ持ってる部分はやはり否定できないのだ。

これだけ違う。で、みんな同じ高校生なのである。人間の脳というのはみんな違うのだ。
こうやってみていると、自分が聴くような音楽に惹かれて行く脳、というのも元々あるのだろうなぁという結論に落ち着かざるを得ない。
それが良いとか悪いとか、偉いとか偉くないとか、そういう事いっさい関係なく。



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by penelox | 2004-09-22 21:58 | 60年代

The Loving / XTC

from album "Oranges And Lemons"

3曲目"Magic"のVo、G録音を開始。
このタイトルだとPilotという70'sのスコットランドのバンドに同名の名曲がある。
だいたいこういうタイトルだとふつう、恋愛がテーマになるのだが、今作っている曲に関してはもっと、今この時代に生きていること全般に関して「魔法」と呼びたい、そんな感じ。

この時代にともに生きていて、出会ったりする。宇宙的レベルでみれば物凄いはずのその確率(^^)、そんな中でいがみ合ったり、まして殺しあいをしたり...その阿呆らしさを考えれば、お互い理解しあおうとしたり仲良くしようとしたり、そして愛しあうことの方がよっぽど大事だなと、そういう歌。
こういう歌は10年前はクサ過ぎて書けなかった。少しは成長したみたいで、良かった、良かった!

平和についての歌に関して言えば、Ocean Colour Sceneに"Profit In Peace"という
名曲があった。そして愛に関して言えば、上の歌にとどめをさす。b0022069_12365893.gifヒネクレ者の精一杯のストレートなメッセージは、甘ったるく上滑りなラブソングより遥かに説得力がある。


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by penelox | 2004-09-21 23:17 | New Wave

Season Cycle / XTC

from album "Skylarking"

仕事しながら、一方でアタマの中では今後のアルバムのタイトルをいつも考えている。一応四季のタイトルで続けて行きたいというのがあるので、今やってるアルバム(summerがつく)に続くのは、autumn、winterと続く予定。あんまり長いとくどいし、短いと伝えられないことが出て来る。都市的ではなく、郊外の、自然への愛や優しさが伝わるタイトルにしたい。そして、何かの比喩になるような。XTCの上の曲みたいなタイトルが理想。b0022069_12383267.gif

前にcookie scene誌さんで、次のアルバムをもって活動を一時停止すると書いたが、意外に色んな人に真意を問われる。軽率だったかな?という思いも捨てきれない。

可能な限り続けたいのは心の中の叫びである。ただ金銭的に苦しい(要するにこれで食えない)のも事実。

これに関しては前に、質を落とすのなら、音楽で食うことを考えなければいいはず、と書いた。これも本音である。だから結局、板挟みなのだ。

自分にとって質の良いものを作って生きていければ、問題ないのだが、最近では音楽というのはネットでパソコン、携帯なんかにダウンロードするものだ、という考えに偏り過ぎてしまっている。若い世代の多くに、音楽を作る人への一定の敬意として、レコードやCDを買って聴く、という行動がなくなってしまっている。買ってくれない。だからレコード店に置いてもらえなくなる。それでますます聴いてもらうチャンスが減る。

どうしたら良いんだろうなあ...。

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by penelox | 2004-09-20 23:24 | New Wave

Black Man Ray /China Crisis

album "Flaunt The Imperfection"

世間は連休まっただ中。
こちらは仕事の合間にひたすら録音。"Melt"のVoパートに再び取り組む。
うまく行かないのでイライラ。色々とマイナスなことを考えてしまうので、一区切りすると休む。そしてまた録音。ストップ&ゴーで数時間。このプロセスがなかなかふだんとれないのだ。

曲にあまり近付き過ぎる(入り込み過ぎる)と、今度はその曲のコア、核心部分が見えなくなる。付かず離れず、これが一番大事、だが一番難しい。
なんかおんなじことばっかり言ってるな(^^;)。

なんとか"Melt"がほぼ終了。
ちょっと寝かせとかないとこれで良いのかはまだわからない。
正しい評価はまだ先だ。

モノを作って外に出す、ということを選んだのだ、何を言われようが気にするな、気にするな...。そう思っても、なかなかマイナス思考が消えず。
明るく楽しく軽やかな、ある種マニア受けを全くしないような作品を目指しているのだ。そのためにあらゆる手を尽くそうではないか。チャレンジ精神を忘れたら終わりだ。

サラッと聴けて、何度も聴きたくなる作品、それが理想。
メロディーは口ずさめて、歌詞は色々考えさせる。
アイデアを入れ過ぎず、入れなさ過ぎず。

音の傾向は全く違うけれど、チャイナクライシスのこのアルバムはある種の理想だ。b0022069_2027364.gifそこにアイシクルワークスやアンダートーンズのソウルフルさ、骨っぽさ、メロディアスさ。

しかしこんなバンド名に反応する人って日本では相当少ない。
なんかマニアにさえ受けない気がして来た...。みんな良い音楽やってるんだけれど。

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by penelox | 2004-09-19 22:56 | New Wave

It's Going To Happen! / The Undertones

from album "Positive Touch"

仕事やレコーディングの合間を縫ってPure Pop Chart、次にアップするMP3、それにこのブログを書いているため、なかなかメールに返事が書けない。本当に申し訳ないです。

次のPure Pop Chartに上げるThe Undertones。私にとってのベストと言ったら1stでも2ndでもなく、この3rdアルバムである。個人的には人生の10枚のひとつに入る作品なのだ。b0022069_20283996.gif

この作品に出会ったのは20年程前(^^;また始まったな...)、神戸のウッドストックであった。それまでにロッキングオンやミュージックライフで高い評価を得ていたことは古本で読んで知っていたので、実際にアルバムを見つけた時は足が震えたものだ。
結構高かったのだが、昼飯抜いて買っただけのことはあった。いや、それ以上の一生モノだと思った。弟がさらに「このアルバムええやんか」と言ったのに驚いたこともよく覚えている。意見が公然と一致することは、そんなになかったから。

このアルバムの何が良いって、とにかく曲。これに尽きる。
そのさりげないポップセンスの楽しさは、ジャケットでThe Beatlesのホワイトアルバムをパクっているところや、そこに描かれた奇妙なたくさんのポップな記号が、アナログ盤ではタイポグラフィーになっているというところでも十分感じられるのだが、何より曲。そこにコンビネーション抜群で軽快な演奏、そしてVoの突拍子もないソウルフルさが加わる。こんなバント、なかなかいないと思う。

1stも2ndも良いが、あくまでポップパンクの範疇でしょ?
3rdを聴かないでどうするの? この20年、ずっとそう思って来た。

DVDも出た。再結成もされた。
ポップファンとして強く言いたい。今再評価しないでどうするの。
The Undertonesはまごうかたなきポップバンドである。


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by penelox | 2004-09-18 22:46 | New Wave

Some People / The Fixx

from album "Shuttered Room"

今日は甥っ子の子守りとバイトでつぶれてしまった。
甥は昔にくらべるとだいぶ落ち着いた子になって来て、やれやれといったところ
である。CDをかけるととにかくそちらに集中する。よほど音楽が好きなのか、CDプレイヤーの前にじっとすわって、画面をみて聴いている。自分が子供の頃、こんなに好きだったかなぁと思うぐらい熱狂的だ。

「しまじろう」のCDをかけていると、「チェッチェッコリ」というメロディーが出て来る。
これ、どこかで聴いたと思ったら、なにかのCM...そして....
上記のThe Fixxの曲にモチーフに使われているのだ。
元々はガーナ民謡らしいのだが、あのバンドがこの曲...という感じで、意外だし面白い。
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The Fixxは、80's前半に主に活動したバンドで、昨日書いたBe Bop DeluxeやXTCの流れを継承したバンド。そこにブラコンやファンクなどのギターカッティングが入っているところがまた独特。その2バンドにあるのどかさやハチャメチャさは希薄で、直線的に、真剣に向かって来る感じ。
だが、意外と隠し味に色んな要素を取り入れているようで、もっと注意して聴くと何か発見があるのかも知れない。

今週中になんとか"Melt"のVo録音を片付けないといけないのだが、なかなか時間がとれない。悔しい。

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by penelox | 2004-09-17 22:53 | New Wave