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My Reflections On XTC (2)

on 4 CD box set "Transistor Blast"(1998)

12/28

CD1 BBC Radio Sessions 01.Openeing Speech

b0022069_23283245.gifイントロのスピーチ(アンディーによるジョン・ピールのモノマネ)。
あるところでこう喋っているという(たぶんファンの)解釈があったのでここに転載。

Hello, my name is John Peel, and on tonight's programme, we're playing cuts from The Slutes, The Slots, The Groan, Exploding Truss, The Blues Bastards, one from The Geckos, uh... Hubert and his Pie-Tones, The Ear, The Nose, The Throat, uh... the Cassowaries from Hell are here; uh, and Inevitable Groin. Uh, a couple of tracks by up-&-coming beatnik groups tonight... Frank and the Sandalmen, uh, and the Goatees. The Goatees, incidentally, will have you trading in your parkas and Arab t-shirts for Bedouins and Sloppy Joe, limit twelve them, I'm going to assure you.

So, on to tonight's first guests, and they're XTC, uh, and they're here to answer all allegations that they're 1979's answer to The Barron Knights. Well, see what you think.

例のあの音楽に乗ってピール節のモノマネで(実際はでたらめな架空の)グループを次々上げて行くだけなんですが、バンド名がフザけたものばかり、なおかつ時代(60年代末)を感じさせるもの。英国人からみた外の世界へ憧れ、軽蔑...色んな事をひっくるめて時代的、大英帝国的、島国根性的ユーモアが溢れています(冗談を説明するほど面白くないものはない気もしますけれど)。ビートルズやボンゾドッグバンド、モンティパイソンに通ずるユーモア、当時沢山出て来た妙な名前のブルース/ハードロック/プログレバンド...そういったものに刺激されて育った彼等の10代がよくわかるのでは(Barron Knightsは実在のグループの事と思われます)。

アンディーはこういう馬鹿馬鹿しいことさせると天下一品みたいで、割と最近聴いた番組(BBC Wilstshireか何かでのトーク)でも、内容は詳しくわかりませんでしたけれど、ブライアン・ウィルソンのモノマネをしたりして、その場を爆笑の渦に包んでいました。

(以上、mixiの日記より転載)

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凄まじくバタバタしているうちに年末になってしまった。
時間が少し出来たので、元教え子の働いてる神戸・三宮のGAPで、子供服をいくつか購入。甥と姪へのちょっと遅い誕生日プレゼントである。気に入ってくれると良いのだが。




XTCのこのCD4枚組、面白いのは何と言ってもまずは最初の2枚のラジオセッション。

b0022069_23293172.gif
今はどうなのかあんまりよくわからないが、英国の放送局、特にBBCというのは国営なのだが、地味で堅実な仕事ぶりと、権力の番犬(Watch Dog)としての役割を決して忘れない姿勢が混じりあった、そのバランスにおいて非常に興味深い印象があった。

そもそもあの「モンティー・パイソン」からしてBBCの番組なのである。本当に頭が下がる。どこぞの国の「皆様」の、ならぬ「権力」の、為に存在する某放送局とは雲泥の差。メディアは権力を監視し、横暴を見破り、叩いてこそ価値があるという事を放送局も、それを支える視聴者もわかっているのだ。そのへんが英国がまだはるかに健全だと思う理由。

まあそれはさておき。

b0022069_2330272.gifDJにどれほどの役割を与えられているのかはわからなかったが、良い音楽の紹介者、という役割をDJ本人達が忘れていないところがミソで、それぞれの番組も、はっきりそのDJの名前を冠にして、楽しいおしゃべりと、好みをはっきり打ち出した姿勢が貫かれていた記憶が私にもあった。で、それが一番顕著なのがジョン・ピール(左)だった。

そのピール氏に敬意を表した、当時のパートリッジの物まねが最初に収録されている。上がその内容。その時のジョン・ピール・ショウで流されたらしいが、彼はこの(おちょくりスレスレの愛ある)物まねについてどんな事を言ったんだろうな。
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by penelox | 2005-12-28 23:59 | New Wave

My Reflections On XTC(1)

on 4 CD box set "Transistor Blast"(1998)

12/22

エラい久々ですみません。

b0022069_11445020.gif今夜はたくさんのSnowmanを見ることが出来ましたね。
ずっと知人から借りたままのXTCの4枚組ボックスセット"Transistor Blast"をやっと聴き始めているところ。
面白い、懐かしい...青春の思い出の曲が、新鮮な驚きとともに次々と甦って来ます。
特にこの曲(""Life Begins At the Hop")には言葉を失う。10代の切迫感をこのドラミングで思い出すんですよね。ラジオセッションだけにその迫り方もまた格別。
またいずれ、この4枚への様々な思いをPENELOGに綴ってみようかと思います。


(以上、mixiでの日記より転載)

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12月としては異様に寒い。この時期にあちらこちらで雪だるまを見る事が出来るなんて、思ってもみなかった。


借りているXTCの4枚組ボックスセット"Transistor Blast"をやっと聴き始める。

前に、音楽は鏡だと書いたが、それが私の場合如実に表れるのがXTCである。昔の彼等の音は、自分の思春期そのものを映した鏡。だから、彼等の音楽を聴くと、色んな思春期の思い(怒りとか苛立ち、自己嫌悪の苦みが殆どだが^^;)がフラッシュバックして来て恥ずかしいのだ。何の気なしにかけているとあせるのである。だから、せっかく借りたのにずっと寝かせてあった(貸してくれたH君、ゴメン!)。

聴くだけでこうだから、XTCについて書くのは非常にエネルギーが要る。

それはまず、世間一般と自分のXTC像があまりに違うから、それをどう書けば良いのか、違いを際ただせる方向も、あまり気が乗らず、さりとて...で、手に余るというのがひとつ。

そして何より、建設的に現在進行中のバンドであるXTCの姿("XTC In Motion"とでも言うべきか)を追い、全体像を描き続ける自体が非常に難しい作業だから、である。デビュー以来30年近くを経て今なお進み続ける英国のバンドを、遠く離れた日本で、まして世代ごとにメディアによって区切られてしまっている状況のもとで伝える事は、ホントに徒労なのではないのかと思う事がある。

XTCを語る際にいつも思うのは、ある世代に通じる前提や切り口が、別の世代には全く通じない、という事。世間一般と書いたが、実際のところ日本におけるXTCのファンとは、世代ごとにいるぶん、そして時代ごとにバンドが変化しているぶん、逆にファンの多くがそれぞれ世代ごとにバンドに対しある固まったイメージを持ったまま隔絶してしまっていて、お互いに建設的な交流が活発には起こっていないという、独特な人々の集まりなのである。ある人達に彼等を敷居が高い、入り込みにくい存在と感じさせているのはこのあたりだろう。まして世代を超え、特にファンでもない方、これから聴いてみよう、という方に届くようなわかりやすいガイドがないのだ。このことがさらに気を重くさせる。

たとえばビートルズ的側面を強く説明すれば、まるで彼等のテクノ・ポップ的側面を無視したかのように読める。80年代的側面を前に出すとブリットポップ好きを無視しているように取られるかも知れない。それだけ幅広い要素があるバンドであり、本当はそれこそが彼等の音楽を聴く上で他に無い利点なのだ、きっと。彼等の音楽の特異性は、派手な「AかBか」という話の立て方ではなく、控えめな「AもBも」で存在しているところであり、彼等のスタンスが地味ながら心を打つのは、そんな二項対立で終わらないある意味知的な行動指針が心を広げるきっかけを作ってくれるところにもあると思うのだが、それを伝えるのが難しい。

確かに彼等の作品はポップだし良い音楽なのだが、その背後にあるそんな行動指針、第三の道を模索するような誠実なやり方こそが核ではないのか、しかし、それをどう言葉にし、建設的な文章に出来るか...これが何とも困難である、多種多様なファンの思いを結果的であれ傷つけたりするのを避けつつやるというのは。
XTCにはたくさんのファンがいる。私はXTCは大好きだが、ただ建設的でありたい...そのためには...?? そしてその外にいる、おそらくははるかに多い彼等の事をまだ知らない方、これから好きになるかも知れない方。どこに焦点を定めるべきなのか。ここが難しいところの本質なのである。

ここに関して言えば、私自身、若い頃は自分の好きなところを詳らかにする事が問題提起になる、そう思い込んでいた。が、今となってはそれで良いのか、というのもある。これをやり出すと、結局日本の音楽メディア全般、さらには日本人の洋楽受容の方法についてまで言及しなければならなくなるのもわかって来たからだ。そこまで書くのがまず相当エネルギーがいる。それに私は今、自分でも音楽を作っている。私自身は音楽業界が良くなる事を祈って、ある意味内側から声を上げている(外から上げるより説得力があるはずだと考えているから)つもりだが、それがまた要らぬ誤解を生むのに、もう疲れ果ててもいる。当然かも知れないが、世の中には、インディペンデントで、良質の音楽を作ろうと思う事、良質の音楽を紹介しようとする事がどういう事なのか、わかろうともしない人の方が多い。そして、そう仕向けられているメカニズムもあらかたわかってしまっている。

だから、わかろうとしない、考えようとしない人間に直言すること自体、もはや何の効果はないように思えるところまで来てしまった。効果を考えれば、もっと違うやり方があるように思えるようになってしまったからだ。

ゆえに、XTCについて書くのには慎重にも慎重を要する気がしている訳だ。それはまず、自分の事を語ることでもあり、身を削る事でもあるから。自分の内的理由が余程明瞭かつ必然でなければ、そして外的状況に常に鑑みて書かなければ、意味がないと思うから。

いまだに誰に焦点を絞ればいいのかもわからないまま、しかし書かなきゃいけない、という気もしていて...。

...とまあ、長い前置きはさておいて。


XTCというとまず、「ひねくれポップ」なる言葉が一般的に流布しているが、これにはいつも抵抗がある。ひねくれ、なんて言うと、まるで性格が悪いみたいではないか。そうでなくても、世を拗ね、斜に構えて物事を見てるみたいで。確かに若い頃というのは、素直に表現するのがカッコ悪いと思いがちで、それゆえ変な気取りやカッコつけが入るのも事実だとは思う。けれど、彼等の場合、そういうのを差し引いても、人間としてもともとひねくれてる、という感じはしない。私は彼等の音楽に関して「ひねくれ」た人間がやってるポップだと思った事など一度もなかったのだ。だから、その一言で片付ける物言いには非常に嫌悪感がある。どちらかというと、展開に自然ななめらかさよりも(展開のオドロキ感を大事にした)つぎはぎ感、ギクシャク感に重きが置かれたアンディー・パートリッジの(知的でアーティスティックであろうとする)曲作りに起因している、こう言いたい訳だ。

ただ十代の頃、非常に個性的な風変わりなバンド、そうは思った事も事実だった。曲もそうだけど、自分達の出し方も独特のバンド、メディアやレコード会社が作り出すイメージに隠れることなく、包み隠さず正直に率直にありのままを出してしまう、ゆえに人間らしいバンド...。

しかしそれはパンク/New Waveから来ている人達としたら、非常に自然なあり方である、というのも後々わかってきた。そもそもパンクとはスター/ヒーロー願望をコキおろすところからスタートしたのだから。

ゆえに個性的で、自然な人達...そんな印象から、彼等は自分にとって欠かせない存在になり、その個性のルーツを追いかけるのが、自分の人生のある側面にもなって行った。それは結果、逆に自分をより深く知る手かがりにもなったのだが。

そして、彼等の音楽的背景をその後よく知るに至っても、やはり「ひねくれ」ているとは思わなかった。自分で曲を作り始めると、彼等の曲作りには、普通のバンドがやるような作曲法、コードを覚えてジャカジャカやって曲を作るんじゃなくて、(ハードロックの方法論である)リフから組み立てて作曲した、というのがまずある気がした。それは、わざと音楽理論的に複雑にしようとしてるというよりも、そういう学習法を通らなかったから、というだけのように思えた。ゆえになんとも和音構造が特異な、しかし素朴な味のある独特のバンドになったと...わかって来るとそういう印象になった。

ポップ、ハードロック、(インプロビゼイション的な方法論としての)ジャズロック、さらにはミニマルミュージックなどのアバンギャルドと称される音楽が並立する時代(60年代末から70年代前半)を(学問的にではなく)自然に通って来たからこそ、それらをミックスしてああいう音楽になって行ったと。ベタな曲展開にならないというのは偏屈というよりある種のシャイな部分の現れで、ああ、この曲の流れだったらダサダサやなぁとか、そんな感じだったんじゃないだろうか。そういうある種の(パンクが提示していた)アンチヒーロー的価値観、質的モラルが彼等の音楽の中には感じられる。それはコステロでもジャムでもスクイーズでもそうだった。恥ずかしいぐらいベタな曲展開(これはこれで評価すべき点はある)が何も言われなくなったのは、簡単に言えばマンチェスターからブリットポップに至る頃であるということ、これを忘れてはいけないだろう。たぶんXTCのみならず、New Waveが頑固に聞こえるのはそのある種のモラル、精神的枷がゆえなのだろう。私としては、生きて来た時代の音楽であるがゆえに、その背景も理由もわかるし、だからある一定の理解はして欲しいと思う。
特に、New Wave、というだけで拒否反応を示す方々に対しては。

メンバーについても、今の年齢になって考えてみると分かる事がとても多い。
たとえば、自分の仕事柄、兄弟関係の有る無し、というのが人間の成長に物凄い影響を与えていることもよく分かって来たから、そういう視点から観てしまう事が増えた。アンディー・パートリッジは(おそらく)一人っ子。コリン・ムールディングは兄弟の末っ子で、パートリッジやデイヴ・グレゴリーより若い。彼は明らかにバンドの中では末弟的役割を果たして来たと思う、それが良いとか悪いとかでなしに。抜けた一番年上のデイヴは姉もいる兄弟の真ん中あたりである。弟もいて、男としては長男だ。バンドの行く末を心配し続け、どこか後ろで仕切ろうとするのは長男的責任感からなんじゃないかな。それを、兄弟関係の駆け引きがわからない一人っ子パートリッジが正しく把握できなかった...それが、大きいんじゃないかな。そこに売り上げや、方向性が絡んで今の彼等があるのではないかと。

このへんがXTCがある時期までうまく行った理由のひとつであり、うまく行かなくなった理由も解明する鍵でもある気がしてしまう。周囲から見るとぶっ飛んだことをしてしまう一人っ子(バンドの中では真ん中)、いつも周りの年上に従う末っ子、理解のある(しかしオリジナルメンバーではなく、また自ら作曲し歌う、ということをしない)穏やかで我慢強い、どこか責任感に苛まれる長男。
何かメンバーのキャラクターのバランスや関係がなんとなくわかる気がするのだ。

ああ、これも結局、前提になってしまった(^^;)。
次回はこの4枚組の各曲について書いてみたい。
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by penelox | 2005-12-22 05:15 | New Wave

Western Sky / The Jack Rubies

from album "See The Money In My Smile"(1990)

88年から89年の英国音楽は、私にとっては特別だ。この時期に英国にいた訳だけれど、それはまさに個人的革命(Private Revolution!)期とでも言うべき時代で。つまり、何よりジョン・ピールに様々な音楽を教えてもらった頃なのだ。いや、教えてもらっただけではない。まさに音楽の聴き方、もっと言えば人種や国籍を超えた人間そのものに対するそのリベラルな姿勢を学んだのだと、今となっては思う(それは、アフリカやアジアからの留学生の多い大学にいたから、というのもあるけれど)。

リンガラ(アフリカの音楽)の後にハードコアをかけ、その後ギターポップに行く...行為だけならクールを気取って出来るこんなプレイも、彼の音楽への愛情の深さを彼の実績から考えれば嘘偽りではない事が良くわかるはずだ。あの多岐にわたる"Peel Sessions"の膨大な数を考えてみようではないか。彼の生き方そのものがジャンルを越えた音楽への無上の愛、人間存在への愛に貫かれていた証明ではないだろうか。「世界で一番退屈な男」と自らを評し、結果的に権威に祭り上げられようとも決して表に出て権威面しようとしなかった(少なくともそう見えた)。そこには、60年代のヒッピーイズム(といっては語弊があるかも知れないが)を通過したアートへのリベラルで平等主義的な姿勢、英国人の権威、商業臭への忌避が見て取れ、頼もしかった。そしてそれは、決して彼だけが変わっていたのではなく、英国社会全体にあったムードでもあった。

だから、彼のみならず、英国の生活に根ざした、まさに生活信条に根ざした音楽の存在が、ただただ眩しかった。

英国に行って何に驚いたかと言えば、ラジオから素晴らしい音楽が常に溢れていた事。
日本に紹介されてないインディー音楽がたくさんあった事。
そしてそんな音楽に、素晴らしいものがたくさんあり、それらを受け入れるリベラルな土壌が日常にある、という事だった。
それは当時バブルで浮かれる、消費が全ての行動指針であった日本とは対極にあるものだった。22歳で目の前にあるそういうものに浸かってしまえば、一生モノの決定打になってしまうのも当然だったのかも知れない。


日本では、そんな生活信条に根ざした英国音楽が、換骨奪胎され、まさに違うモノに書き換えられて届けられている...これが帰国後数年、どうしても気になるところだった。消費はされているけれど、音楽はまさに中身からっぽな、モノ、であって、本質に触れ(Touch the Ground!)ようともしない、そして、作り手、送り手、聴き手ともにまるでそれで良い、仕方ないかのような姿勢が多々見られたものだ。若い頃はホントにそれで絶望感、徒労感、怒りに取りつかれ、イラ立っていた感はあるけれど。

マンチェからブリットポップでの英国側の音楽の出し方に関しては、そういう日本のバブル以降の消費行動が影響をかなり与えたと思う。簡単に言えばメディアが、当時の団塊ジュニアをそそのかして金を出させた...それ以上の事があったのかは甚だ疑問であり、そこに豊かな音楽文化が伝えられたとか、まして日本の音楽文化に深みが与えられたとか、そのへんに関しては非常に懐疑的なのだ、悲しい事だが。もうそんな時期から10数年経ったけれど、今はどうなんだろう。社会全体にゆとりがない、という意味では、あまり実態は変わっていないのかも知れない。

とりあえずは、しつこく過去の音楽の事は書き続けようと思う。ちゃんと評価されなかった細部にこそ見落としている点があり、そこにたとえばより興味深い音楽の豊かさを楽しむ鍵があると思うから。




b0022069_15162678.gifこのバンドも日本では殆ど知られていないし、評価と言う意味ではかなり不遇だ。ジャック・ルビーズ。ロンドン出身、Ian Wright(Vo/G)を中心とする5人組。80年代後半から90年代初めにかけて活動、いくつかのシングルと2枚のアルバム"Fascinatin' Vacation"('89)と"See The Money In My Smile"('90)をリリース、その後メンバーチェンジを経てThe Screaming WIndsorsと改名したらしいのだが、その後はフェイドアウトしてしまったようだ。あるカテゴリーに入り切らなかったという理由でちゃんと聴かれない...マンチェ期以降、やたらとこういう音楽が増えた理由を考えなくてはいけないだろう。

私が彼等の事を知ったのは88年に出たIdeaのコンピレーションアルバム。b0022069_15172982.gifここで聴けた"Be With You"や"Fascinatin' Vacation"はスケールの大きなポップロックであり、簡単に言えばシンプルマインズが80年代後半にREMなどの影響を纏って出て来たら...というようなものだった。ボーカルスタイルはロイド・コールや(異論はあるだろうが)ジム・カー、つまりルー・リードを英国風に翻訳した感じであり、ギターサウンドはREMに影響を受けた80年代後半のギターバンド。そこにパーカッションプレイヤーがドラマーとは別にいるのが彼等の特徴で、ということはアメリカのカレッジ系知性派ギターバンドにも通ずる音楽だった、とも言える訳で、実際彼等はTVTと契約し、アメリカを(They Might Be GiantsやModern Englishとともに)ツアーしていたようだ。

私は英国にいたころ、またしてもジョン・ピールが紹介したT-Rexやスミスの"Panic"風リズムのシングル"Wrecker Of Engines"に感動したのだが、なかなか見つからなかった。ロンドンでやっと見つけたのだが、お金が足りず買えず終い。そしてその後、彼等とは巡り会えなかった。

それから17年。やっとこの2ndを入手。
この2ndアルバムは、上記のシングルも含んでいる1st(未聴)が初期の総決算らしいのに対し、アメリカ紀行録のような趣きがある。英国人の手によるアメリカン・ロード・ムーヴィーというか。愛憎含めたアメリカへの思い、吸い寄せられる思いと、反発し客観的なポジションでいようとする思い。アメリカ人以外の人間が(元々アメリカで作られた)ロックをやり、そして現実のアメリカに出会った場合、避けて通れないのであろうバンドとしての集積的自我、心の軌跡が感じられる。ケネディー大統領を射殺したオズワルドを射った人物Jack Rubyから取ったという、そのいわくありげなそのバンド名からしても、彼等にはもう少し語るべき部分があるだろう。
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by penelox | 2005-12-17 23:59 | New Wave

That's What They All Say / Graham Parker & The Rumour

from album "Heat Treatment"(1977)

12/15

仰木監督逝去の報、非常に残念。

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今年、オリックス・バファローズというチーム(簡単に言えば阪急/オリックスと近鉄の混成チーム)の複雑な事情を、体調不良をおして乗り越え、チームを4位にまで押し上げた。

仰木監督というと、あの昭和63年の「10.19」の事とか、野茂、イチロー、田口を育て上げた事、95年の大震災の年に見事オリックスを優勝に導いた名将、としても知られるけれど、私的には「西本・近鉄」時代を支えた名参謀であり、さらには伝説の西鉄ライオンズの匂い、「三原魔術」の後継者としての、歴史としてしか知らない昭和30年代の「野武士野球」の薫りを自分の世代に存分に伝えてくれた方、という印象がある。

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私は今でこそ阪神ファンだが、阪急沿線であった事もあって、子供の頃は阪急ファンでもあり、パ・リーグも大好きであった。セ・リーグにはない侠気と言おうか、なんか野武士的な異空間的ムードが、強烈なおっさん臭を漂わせていて(今なら競艇場ぐらいしかそういうのは残ってないような気もする、ああいうやくざなダンディズムというのは)、何とも言えない近づき難さゆえに好奇心をかきたられたものだった。たぶん(ホークスファンの)水島新司氏の漫画を愛読された経験のある方には、その魅力がわかっていただけるかと思う。

昭和50年に阪急ファンになった当時、近鉄のおっさん臭さはまた独特のもので、阪急、南海とはまた違うガラの悪さ(笑)があった。角刈り(小川)、坊主(鈴木啓示)、パンチパーマ(平野、井本)、男前(太田幸司、島本、仲根)と、個性的で、しかもまたその上を行きそうな頑固じいさんみたいな面構えの西本監督。色んな本を読んで西鉄ライオンズをはじめとするパ・リーグの伝説を知っていた身としては、当時の近鉄の「おっさん集団」ぶりは、いかにも昭和30年代の同リーグを思わせるものだった。その頂点が54、55年の優勝であり、二度とも江夏擁する広島に抑えられたのは、個人的には阪神ファンとしては複雑だったが。

昭和45年、西鉄時代の師である三原脩氏率いる近鉄のコーチに。以後18年近鉄一筋でコーチをつとめた。穏やかに、西本監督の横にいたその姿、昭和63年に関口、岡本両氏の後を継いで監督になった時も、ひたすら脇役に徹するかのような佇まい、どちらかというと横にいた(かつての西鉄の4番であり先輩でもある)中西太コーチの方が目立っていたぐらいだ。しかし、その中西さんを呼んだ事自体、「近鉄いてまえ野球」というのは、西本さんの頑固一徹野球の後を継ぐにあたり、西鉄野球、師匠に当る三原脩氏の采配を思い出そうとした結果なのではないだろうか。だからこそ、ヤクルトとの日本シリーズでの野村ID野球(こちらは南海の流れを汲む)との対決が面白かったのではないかと。そんな事を考えたりする。

歴史の生き証人がまたひとりこの世を去った。


b0022069_115520100.gif仰木さんというと全く関係ないのだけれど、どうしてもイメージ的にダブるロックシンガーがいる(私だけ?)。グレアム・パーカー。同時期デビューのコステロがファッショナブルに見えてしまうぐらい、剥き出しのソウル・シンガーであり、Punk/New Wave期以来、(当時は特にそうだったが)怒りに満ちたメッセージを吠えるようなボーカリゼイションで聞かせるロックンローラーである。しかしどこかに彼なりのダンディズムというか、ある一線を引いた、折り目正しいマナーがある。それは、60'sのソウル/モッド黄金期をリアル・モッドとして過ごし、放浪を経てコクのある歌で70's半ばにパブ・ロックシーンに登場した時から、殆ど変わっていないイメージ。ニック・ロウのプロデュースによる1st、そしてこの2ndでも全く変わらずソウル/ロックンロール/レゲエ/フォークといった音楽への無上のリスペクト/愛情を全く崩さないその姿勢は、ホント美しい。ファッショナブルじゃないけれどダンディズムが匂って来るのは、やはりその生きざまゆえか。
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by penelox | 2005-12-15 23:59 | New Wave

Lunchtime For the Wild Youth / The Chesterfields

from album "Crocodile Tears" (1988)

12/14

8年の間教えたある生徒さんが今、某服屋チェーン店でバイトしているというので久々に会いに行く。全くそんなとこで働くようなイメージじゃなかったので、どんなに変わってるんだろうかと少し心配だったが、全く変わっていない。かつ、子供服のコーナーというので妙に納得(笑)。

コーヒーを啜りながら色々と話す。小学校高学年から、中学校、高校とずっと見て来たので、しっかりした子(もう、「子」という歳じゃないけれど)になっていてホッとした。大学受験に関しても色々あったし、正直言ってもっと頑張って欲しかったが、とりあえずは前向きに学生生活を送っているみたいだ。ずっと気にかかっていたから良かった良かった。少し肩の荷が降りた気がした。

ついでに久々にじっくり音楽も漁る事が出来た。
昔だったらこんな値段じゃ買えなかった、というようなCDが結構安くなっていて、時の流れを感じる。

b0022069_10442146.gif上に挙げたこの英国Yeovil(ヨーヴィル)のバンドのこのアルバムも、なかなか良い値段で見かけることがなく10何年経っていたが、やっと入手出来た。最初にこの曲にハマったのはもう17年も前、英国で大学生活(1年間政治学科に在籍し、英国の大学生の中で政治学-かなり基本的な内容から始めて、民主主義と社会主義が対立する概念なのか、とか突っ込んだ国際政治とか、英国政党の事とかまで色々-を学び、大量の論文、レポートと引き換えに単位を認定してもらった)を送っていた頃。ついて行くのに必死で(正直ついて行けてなかったが)忙しかったがジョン・ピールの番組だけは出来るだけ聴いていた。そんなある晩、彼が突然この曲をかけたのだ。こちらの心の準備もなく、突然"The Chesterfields"という言葉が入り、あの軽快なイントロ。その頃はとにかく英語というと聞き取るのに必死でカセットに録音とかもしていたから、この曲もたぶん残っているはずだ。電波状況が悪くて、途中で聴こえなくなったり大変だったが、とにかくそこまでして聴いたから、今でも全く色褪せず聴ける。その時の空気とか、時代、人間...全部ひっくるめた、立体的体験として、覚えているのだ。だから、イントロから身体全体に電気が走る感じ。

この曲は最後の一行が80年代終わりの閉塞した空気を言い表わしていて、今でも凄く印象に残っている。英国でもこのラインは結構言及されていたと記憶している。

"Insead of peace and revolution, we have Aids and Whitney Houston"
(平和と革命の代わりに俺たちにはエイズと、ホイットニー・ヒューストンがある)

これを、弾むような彼等特有のポップさで繰り返す。良いバンドだったが、その後の"Madchester"、"Brit Pop"と続く喧噪の中でこういうスタイルのインディーポップ自体、えらく遠い時代のもののようにされてしまった。

この曲が出た頃、私は英国にいて、日本で昭和天皇が亡くなり、約半年後には中国で天安門事件が起こったのを複雑な気持ちで見ていた。帰国ししばらくすると東欧で革命が起こり、社会主義国は次々と民主化されて行った。当時ベルリンの壁が崩れ去る事は絶対ないだろうと断言していた(当時は西ドイツ人だった)ドイツ人の友人は、17年程経った今、どんな気持ちで世界を見ているのだろうか。

80年代の終わりから90年代の初めは、本当に色んな事があった。
そんな事を思い出す歌でもある。
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by penelox | 2005-12-14 23:59 | New Wave

Adrift Again / Bradford

from album "Shouting Quietly"(1989)

12/11
久々にまる一日休みが取れたので、部屋の掃除をして、ずっと密かに温めて来たプロジェクトを開始。

プロジェクトというと大げさだけれど、あの戦争の事について、当時直接経験した人達の肉声を記録しておきたいのだ。と言うのは、今の高校生を見ていて、親も戦争は経験してないし、その親自体何も子供に伝えてないから、知識もなければ想像力も使えない...そういう恐ろしい状況が進行していることを日々痛感しているからだ。自分はもちろん直接経験はしていないけれど、子供の頃から何かというと戦中派である両親に教えられたし、また良きにつけ悪しきにつけそんな戦争文化、語り継ごうという文化はまだ、昭和40年代から50年代には盛んだった気がする。

しかし1980年代に入りバブルへと向かい、団塊世代がメディアの実権を握りはじめると、語る事自体が忌避され始めたというか、妙に日本の「戦後民主主義」を否定しようとする動きとともに、戦争を真摯に語ろうとする文化が攻撃を受ける事が増えた。それは、経済大国にのぼり詰め「ジャパン・アズ・ナンバーワン」といった意識を持つに至った段階での傲慢さともセットになっていたとも思う。

よく当時はお題目のように戦争反対、と唱えられていただけで、だから実際は何も考えて来なかった...なんて言い方がされていたが、聞いていた立場の自分たち戦後世代がちゃんとそれを咀嚼し、次世代に伝えてないのがまず大きな問題のような気がするのだ。親の世代に反発するばかりで、何も学んでなかったんじゃないのか...だからたとえば最初の戦後世代の親に育てられたいわゆる団塊ジュニアにはあまり伝わっていないのかな、と。

最近の30代半ばから30前後ぐらいの人達は、歴史に関して自分ぐらいの年代とはずいぶん違う空気を持っているなぁと思うことが多い。それは、結果的に言えば非寛容な保守と言っても良いが、戦争、戦後という状況に対して、そこで培って来た反戦意識、違う価値観への理解、民主主義の重要性への理解度、そういったものへの敬意、関心が異様に薄いな、という気がするのだ。

それは、親が既に団塊世代(昭和20-23,4年生まれ)、もっというと戦後第一世代(戦後生まれ、というのではなく、戦争が終わった時に物心がついていたかどうか、つまり昭和20年の段階で何歳だったか、である程度分けられると思う。昭和14,5年生まれあたりが分かれ目かな、という気がする。このあたり以降だと、リアルな戦争体験、戦争はこりごり、という記憶が植え付けられていない人が多いのだ)だから、というのもあるだろう。特に団塊世代だと、その両親は戦争世代で、直接戦場にいった父親もいるだろう。そこで何がしかが語り継がれたら良かったのだが、思い出したく無くて語らない人もいる訳だ。その子供となった団塊世代の多くは上の世代への反発、もしくは企業戦士になって企業の論理に同化してしまったということもあって、親世代の戦争体験をしっかり聞き、検証し、想像力を使うことを忌避したまま来てしまい、まして自分の子供達とはそういう会話に関しては乏しかったのではないか。だからその団塊ジュニアには何も伝わってないし、今の高校生(親が自分とほぼ同世代になりつつある)に何も伝わってないんじゃないのか。全てそうだと言い切るつもりはないが、傾向としてはだいたいそんな説明が出来ると思う。

そして、これは非常にまずいと思う。たとえば今の日本の「オール小泉自民支持」みたいなファシズム的状況は、過去への無関心、過去とのつながりで現在がある、という意識の希薄さが大きいと思うからだ。絶えず「今」のムードと「未来」への不安(未来への不安は過去への無知が作り出すということをどれだけの人が知っているのだろうか)に流されているだけ、という。

それで、まずは周りの人間にインタビューし、過去とのつながりを形に残して行きたいと思うようになった。

それでまずは、オフクロから大連での暮しについてきいている。なかなか面白い。ちょっとした日常の話が特に。清朝最後の皇帝であり、満州国皇帝となった溥儀(ふぎ)が日本から戻って来る(おそらく天皇との会見後)際にお迎えに大連港に駆出されたそうな。ある意味歴史の生き証人なのだなぁと思い知る。

ルポであれ、小説であれ、もしそれを将来本にまとめられたら...というのは夢だけれど、間違いなくそれを元にした音楽は作るつもり。そのために久々に曲作り。これはたぶん、3枚先の作品になると思うので、何年先かはわからないけれども...。

まずは机の前にMDレコーダーとマイクを置いて、アコギと声だけで3曲ほど。やっぱり、これが何より楽しい。歌詞の内容はきっとヘヴィーになるが、曲の明るさがそこにより開かれた視点を与える - それが音楽の面白いところであり、可能性でもあると思う。

b0022069_1262662.gif上のBradfordの名曲、まさにタイムレスであり、エヴァーグリーンな、時を超えた1曲なのだが、音楽そのものが過去と切り離されている訳ではないし、現在と切り離されている訳でもない。b0022069_1278100.gif受け継いだものがあり、未来に投げかけたものもあった。
切り離すのは人間であり、力がそうするのだ。それは、音楽業界で言えば、メディア。
それは恐ろしいことだと、もっと意識すべきではないだろうか。自分だけが力から一時的に逃げ切れたらいいとか、そういう類いのものではないのだから。

音楽もまた、歴史の生き証人である。
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by penelox | 2005-12-11 23:59 | New Wave

I Had A Dream / The Long Ryders

from album "Native Sons"(1984)

b0022069_1156359.gif現在はロック評論家、グラム・パーソンズ研究家としての顔を持ち、英国に在住してコール・ポーターズなどのバンド活動を続けているシド・グリフィン。彼が80年代に率いていたのがこのロング・ライダーズ。

彼等は、83-84年ぐらいのアメリカ西海岸のいわゆる"Paisley Underground"の動きのひとつとして紹介され、他に中心バンドとしてバングルズ、スリー・オクロック、ドリーム・シンディケート、レイン・パレード、グリーン・オン・レッドなどが挙げられていた。同様にアメリカの新しい波として、ヴァイオレント・ファムス、スポンジトーンズ、ランク・アンド・ファイル、トゥルー・ウェスト、リヴァーブス...これらを知ることでREMと共通する感覚の新しい世代が実はたくさん出て来ている事もわかったし、少し前のNYパンク、パワーポッブ、アメリカン・ニューウェーブとの関係もつながったのをよく覚えている。彼等に関しては弟がメチャクチャ好きでしてね、それでずいぶん聴いたものです。

こんな人達の中ではバーズ・リヴァイバルの最右翼とみなされた彼等だったけれど、当時聴いて、それほどバーズに似ているという印象はなかった。今考えてみれば、バーズはロックンロールに親しんでいた訳ではない人達だからこその衝突の音というか、発明から始まった感がある。もちろん徐々に完成されて行くけれど、むしろ彼等の軌跡そのものが新しいアメリカの音を作った感じがするのだ。カントリーロックの発明にしても、あらかじめ意図されていたものではなかったように思う。だから、完成度というより、実験意識が強いような気がするのだ。

それに対して、80年代に登場した彼等の音には、70年代のアメリカンロックの歴史が詰まっている。スプリングスティーンから、トム・ぺティー、同時期のジェイソン&ザ・スコーチャーズに至るまで...そのあたりの完成された、タフでパワフルなアメリカンロック的演奏-そこにパンクから得たこの時代特有のビート感覚...カウパンク、という言葉が当時あったか思い出せないけれど、少なくとも忠実にバーズを再現しました...という感じはしない、どちらかというとけたたましい音。

ではどこに彼等らしさがあるかというと、研究体質。それはバンド名であり、ルックスも含めたファッション、それに曲タイトルや歌詞なのだと思う。そのあたりに鏤めた大学ロック研究会的な感覚(悪い意味ではない。逆に知的とさえ言える)が、逆に叩き上げ好きなアメリカではあまり受けず、ルーツロック研究体質の濃いイギリスでは評価されたのは非常によくわかる気がする。

この曲は"I Had A Dream"なんてタイトルだから、キング牧師を一瞬連想したりするが、その後に"Last NIght"なんて続くから、あれっ、エレクトリック・プルーンズか?となって、60'sのガレージパンク/サイケも思い出したりする。そのへんのミックス具合というか、色んなところから引用して来て自分たちの音を作ろうとしている姿勢が、日本人としては共感できる部分でもあった。

バーズを思い出すよりも、その後のカレッジ系のカントリーロック、リプレイスメンツとか、あるいはオルタナ・カントリーと称される音楽の先駆者として見た方がわかりやすい人達。

こちらに日本語によるとても詳細なグリフィン氏のサイト(勝手にリンクして申し訳ありません)があります。ぜひ御覧下さい。
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by penelox | 2005-12-08 23:59 | New Wave

Rowena Dugdale (Santa Dog) interview (part 3)

ロウィーナ・ダグデイル(サンタ・ドッグ)インタビュー(part 3)

by Tatsuhiko. Watanbe(The Penelopes / Vaudeville Park Records)


10.美しいスリーヴ・アートが印象的でした。バンドによってディレクションされたデザインなんですか?もしそうなら、なにかコンセプトはありましたか?

そう。私達が全部自分達でやってる。(デザイン)アーティストとしてトレーニングを受けた事、それにイラストレーター/デザイナーとして生計を立ててる事が助けになってるわね。だからCDのデザイン、フライヤー、アートディレクションは全部私が出来るの。コンセプトは鳥、翼、生き物、贅沢なアンティークとか、それらを思わせるような感じかな。


10. I was really impressed with the beautiful sleeve art. Was it directed by the band? If so, was there any concept?

Yes, we do it all ourselves. It helps that I trained as an artist and make my living as an illustrator/designer so I can do all the cd art/flyers/art direction. The concept seems to be anything bird like, wings, creatures, and a plush antique elegance.




11. 普段はどんなデザインを手掛けてらっしゃるんですか?

幅広い、色んなクライアントやプロジェクトのデザインをやってるわ、本のカヴァーから、雑誌、色んなデザイン・プロジェクトのね。こないだ終わったのが「オブザーヴァー」紙の日曜版の雑誌の星占いのところ、そして現在カリフォルニアのデザイン会社のために15フィートのコラージュのパネル2枚をやってるところよ。



11.what sort of design do you usually do for a living?

I design for a wide variety of clients and projects, from book covers to magazines and design projects. I have just finished a set of horoscopes for the Observer Sunday magazine and am currently working on two 15ft collage panels for a Californian design agency.




12.あなたがアンティークが好きだという空気が物凄く伝わって来ます。デザイナーとして敬愛する人、物などはありますか?

私、エジンバラ・スクール・オブ・アートでプリント生地を勉強したのね。だからそれが私のレイヤーとか織物、古いものへの愛情につながってる。古いポストカードを集めたり、崩れた壁の写真を撮ったりね。友達が香港での休暇から帰って来たんだけど、素敵な可愛い包装紙やバスの切符、領収書なんかを持って帰って来てね。そういうのがみんな好きなの。私が敬愛するアーティストにはパウル・クレーロバート・ラウシェンバーグなんかがいるわ。


12.there's strong atmosphere that you like antique. is there anyone or anything that you adore as a designer?

I studied printed textiles at Edinburgh School of art, hence my love of layers, textures and old things. I like picking up old postcards, taking photos of crumbling walls, etc. A friend has just come back from a holiday in Hong Kong and brought me back lovely sweet wrappers, bus tickets, receipts etc. I love all that stuff. Artists I admire include Paul Klee and Robert Rauschenberg.

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13.バンドの話に戻ります。あなたのバンドの全員がそれぞれ違う場所出身ですよね。そのせいで面白いなと思えるような事ってあります? 文化的に、とか、アクセントとか、何でも良いんですが。たとえば北部と南部とか、イングランド人とスコットランド人とか、階級的なものとか...。

13.良い質問ね、だけど正直言うと、私達そんなに違いはないのよ。かける音楽のタイプもみんな割と共通したバンドだし、文化的には違いはわずかしかないわ。


13.About the band again. everybody in your band is from different place. is there anything all of you find interesting  for that? culturally, accent, whatever. north and south, english and scottish, class thing etc...

It's a good question but to be honest it doesn't really make much difference to us as we all have common bonds over the type of music we play and culturally the differences are slight. 




14.あなたたちのレーベル「RA RA RA レコード」についてです。これは地元のレーベルですか? 英国では良いインディーレーベルを見つけるのって難しいと思います?  すみません、最近の英国のインディーシーンには詳しくないもので...。

「Ra Ra Ra」は私たち自身のレーベルなの。もともとはここから私達が好きなバンドの作品ももっと出したかったんだけど、今のところは時間もお金もなくて。私達わざと自分達のEPを出すために自分たちのレーベルを始めたの、そうすれば全くレーベルがないよりもレビュワーや音楽紙の注意を引けるでしょ。最近の英国インディーシーンは賑やかね。インターネットがホントに私達のような人達が曲をプロモートする手助けになってる。でも凄く人が一杯のシーンよね。


14.About your label RA RA RA Records. Is it your local label? And in generel do you find it difficult to find a good indie label in UK? Sorry, but I'm not familiar with the current UK indie scene.

Ra Ra Ra is our own label. Originally we wanted to put more releases out from bands we like on it but we haven't had the time or finances as yet. We purposely started our own label to put out our EP as it means you gain more attention from reviewers and press rather than having no label at all. The current UK indie scene is thriving and the internet has really helped bands like us promote our songs, but it's a very crowded scene.




15.あなた達はブリストルのバンドですよね。この街の音楽シーンについて教えてくれませんか?ブリストルは国際的には、エイドリアン・シャーウッドのOn-U とか、いわゆる「ダブ」ミュージックで高い評価を受けてると思うのですが。日本ではブリリアント・コーナーズのような80年代のギターポップも人気があります。ここはあなた方の音楽活動にとって良い場所ですか?


ブリストルは素晴らしぃ街よ。私達はここをベースにはしてるけど、ここで育った訳ではないから。ロブはスコットランドのアバディーン、私はサマーセット、ジョジョはマンチェスター、そしてマーティンはバース。ブリストルには凄く活発な音楽シーン
があるんだけど、90年代初期にマッシヴ・アタックやポーティスヘッド、それにトリッキーなんかが出て来るまでは世間の注目を浴びることはなかったわ。住むのにも良いし、ギグをしにロンドンに行くのにもちょうど良い距離なのよ。


15.You are Bristol band? Could you tell me about its musical scene? I guess Bristol is internationally highly acclaimed for 'Dub' music, Adrian Sherwood's On-U stuff, and in Japan for the guitar pop bands in the 80's such as The Brilliant Corners. Is it nice place for your musical activity?

Bristol is a great city. We are based here but didn't grow up here. Rob is from Aberdeen in Scotland, I'm from Somerset, Jojo is from Manchester and Martin is from Bath. Bristol has a thriving musical scene but musically the city has been out of the public eye since the early nineties with Massive Attack and Portishead and Tricky. It's a good city to live in and close enough to London to be able to gig there too.




16.将来についてです。何かはっきりした計画や夢はありますか? (バンドとしてだけでなく、個人的に、でも)

私とロブは幸運にも欲しいものの多くを既に手に入れて来たわ-自分達でやって来たからたくさんの時間を音楽に捧げることが出来たし、自分達の録音スタジオも持てた。それに先週、サンタ・ドッグの曲が初めてレディオ・ワン(BBC Radio1)でかかった。私達にとってはこれが凄く嬉しい事だった。私達4人、より幅広い層のファンをつかみたい訳だけれど、このバンドでもっとやりたい事はあるわ-ツアー、アルバム - いつでも計画や夢はあるわよね!


16.About the future. Is there any clear plan? and any dream ( not only as a band, but personally!)?

Rob and I are lucky to have already achieved a lot of what we wanted - we both work for ourselves so have lots of time to devote to music and we have our own recording studio. Also last week Santa Dog got its first radio play on Radio 1 which was a big delight for us. The four of us would like to reach wider audiences though and do a lot more with the band - tours, an album - there are always plans and dreams!



b0022069_12345937.gif"The Chemical EP" Santa Dog
(RA RA RA Records/ 2005)

サンタ・ドッグ・オフィシャルサイト
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by penelox | 2005-12-07 05:15 | 2000年代

Rowena Dugdale (Santa Dog) interview (part 2)

ロウィーナ・ダクデイル(サンタ・ドッグ)インタビュー(part 2)

by Tatsuhiko. Watanbe(The Penelopes / Vaudeville Park Records)


6.歌詞に関しておききしたいです。"Chemical"ではどんなことが歌われているのでしょう。もし公にしてもかまわない、という事でしたら教えて下さい。


"Chemical"はしばしば薬物摂取についての歌と解釈されるんだけど、実際は恋に落ち、そしてコントロールが効かなくなることについての歌なの。


b0022069_23232147.gif6.About lyrics. What sort of things do you sing in 'chemical'? Please let me know if you never mind making public.


Chemical is often interpreted as a song about drug taking but it's actually about being in love and out of control.


7.インスピレーションはどこから生まれますか? あなたが歌詞を書く際に意識しているような、特定の事柄など、何かありますか? あるいは、全て自然の流れに任せています? お気に入りの作詞家はいますか?

しばしば歌詞はあるアイデア、フレーズやムードのちょっとしかたまりから出来て行くのね。たとえば"Nest"は、ある友人がある状況を"poinsoned little nest"(汚れた小さな巣) と呼んだのをきいて出来たの- 曲そのものがそのフレーズや彼のそう表現していた状況に基づいていた訳だけど。"Katy"は週末にふたりの姪っ子たちの面倒をみて過ごした後書かれた。ケイティーっていう下の姪(9歳)が特に音楽や私のギターが好きでね、結局は若さや野心、それに家族についての歌になったわ。好きな作詞家ってなると、ビートルズはもちろんの事、エルヴィス・コステロ、パディー・マッカルーン(プリファブ・スプラウト)、それに最近ではスフィアン・スティーヴンスかな。そんな事言っちゃってアレだけど、はっきりした意味を持たせない言葉の響きもしばしば好きだったりするのよ。たとえばコクトー・ツインズとかシガー・ロスみたいなね。


7.Where does the inspiration  generate from? Is there any certain thing you are conscious of in writing lyrics? or you just leave everything to the course of nature? Is there any favourite lyricist?


Often the lyrics are formed around a nugget of an idea, a phrase or a mood. For example, 'nest' was formed after I heard a friend calling a certain situation a 'poisoned little nest' - the whole song was based around that phrase and the situation he was describing. 'Katy' was written after I'd spent the weekend looking after my two nieces. Katy, my younger niece (9) had a particular affinity to music and my guitar and I ended up writing a song about youth, ambition and families. When it comes to favourite lyricists, the Beatles of course, Elvis Costello, Paddy MacAloon and currently Sufjan Stevens. having said that, I often love the sound of words even without the meaning being clear. The Cocteau Twins or Sigor Ros for example.



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"The Chemical EP" Santa Dog
(RA RA RA Records/ 2005)
1.Chemical 2.Nest 3.Flame 4.Katy




8.お気に入りの作家を教えて下さい。

私読書はホントダメなのよ。集中して読まないといけないか興味を無くしちゃうかでしょ。だから今はあんまりわざわざ読んだりしないわ、さもないと一日中本に夢中になって過ごさないといけなくなるから! 昔はジョン・アーヴィングを楽しんでたんだけどね。


8.Please let me know your favourite book writer?


I am hopeless at reading books - I have to read them intensively or I lose interest in them so I just don't bother now or I'd spend all day with my nose in a book! I have enjoyed John Irving in the past though.




9.全体として目立つのは、ロブのギターとあなたのとても穏やかで落ち着いた声で導かれる独特の音の組み合わせですね。多くの若いインディーバンドが見せる傾向がある、ある種の不安定さが感じられない。あなたのバンドや音楽が特定の音楽シーンやカテゴリーの一部であると思いますか? よく一緒にプレイする、あるいは同世代としてリスペクトしているアーティストはいますか?


ありがとう! ライブでの私達はもう少し荒っぽい感じなのよ。地元の新聞のレビューは最近「彼等のライブは実際のところは非常に元気一杯で、時にパンクのエッジがある」って書いてた。それって、メロディックな曲と、あまりスムースで退屈になり過ぎない活気の間でバランスを取るってことなの。私達が現在の音楽シーンのどこにフィットしてるかはよくわからないわね、意識的に90年代初期の女性をフロントに立てたバンドのシーンのリバイバルをやろうとしてる訳じゃないし。これが私達がやれる音なのよ。


9.On the whole, the conspicous things are the beautiful combination of unique sound led by Rob's guitar and Rowena's very mild, calm voice. there's nothing unsteady like many young indie bands tend to show off. do you find your band and music belonging to part of the certain music scene/category? is there any artist you play with a lot or respect as the same generation?


That's very kind! I must say that live we are slightly more raucous. A recent review from a local newspaper said "in fact their music live is actually pretty gutsy and sometimes has quite a punk edge." It's getting the balance between melodic tunes and also a spark which stops it getting too smooth and dull. I'm not quite sure where our music fits in the current scene, we're not intentionally trying to be revivalists of the early 90's female-fronted band scene, it's just a sound that we do.

(part 3 に続く)
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by penelox | 2005-12-06 05:15 | 2000年代

Rowena Dugdale (Santa Dog) interview (part 1)

8月末、私のもとに送られて来たCD。"The Chemical EP"と名付けられた、穏やかな女性Voと創意に富むギターサウンドが織り成す、手作り感たっぷりの4曲が入ったその作品は、ブリストルの"Santa Dog"というバンドからのものでした。

英国の音楽事情というのは、音楽雑誌だけではとてもフォロー仕切れません(これはもちろんどこの国でも同じでしょう)。インターネットの世の中になって、大手の雑誌で取り扱えるアーティストが事実上ほんの一握りだということが明白になった現在、その為にインディペンデントのアーティストが一般への知名度の浸透、流通といった点で困難を強いられる(ゆえに音楽性、質を云々される前に権威主義、差別主義的発想で歪曲され偏見にさらされる)状況がますます進んでいるのはある意味では悲しいけれど、またある意味では新しい時代の到来とも取れます。メジャー/インディー、プロ/アマチュアといった括りに囚われずに、素晴らしい音楽を見つける事が出来る、という点では、こんな可能性に満ちた時代は今までなかった、とも言える訳ですから。これこそが、太古からの人間の営為である、音楽を楽しむという文化の原点でもあると思うのです。

彼等の音楽がどんな感じなのかは、あまり私があれこれ言うよりも、サイトで試聴するのが一番。
こちらが彼らのオフィシャル・サイト。ぜひ聴いてみて下さい。

彼等の音楽に魅せられたひとりとして、何度かのやり取りを経て、ボーカル/ギター担当のロウィーナ・ダグデイルにインタビューを行なってみました。もちろん日本で彼等のインタビューが紹介されるのはこれが初めて。興味深い回答が得られましたので、ぜひどうぞ!



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Rowena Dugdale - vocals/guitar
Rob Williams - lead guitar
Jojo Harper - bass
Martin Maidment - drums

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Rowena Dugdale (Santa Dog) interview(part1)

ロウィーナ・ダグデイル(サンタ・ドッグ)インタビュー(part 1)

by Tatsuhiko. Watanbe(The Penelopes / Vaudeville Park Records)


1.バンドについての質問です。サンタ・ドッグはどのようにして始まったのでしょうか。

もともと90年代に私がエジンバラのアートスクールにいた頃、ロブ(・ウィリアムス/ギター)と出会ったの。それでロブが私達のバンドに加わって、以来色んな形で一緒に音楽を作って来た。でもサンタ・ドッグはある共通の友人を通じてジョジョ(・ハーパー/ベース)に出会った去年の夏に始まったのね。で、3ピースのバンドとしてやり始めたって訳。何人かの一時的なドラマーを経て、また友人を通じてマーティン(メイドメント/ドラムス)と知り合ったのが数カ月前、で現在のラインナップが固まった。


1.About the band. How did the band get started?

I originally met Rob (guitar) in Edinburgh in the 1990's when I was at Art school and Rob joined our band. We've been making music ever since then in some shape or form but Santa Dog came about last summer when we met Jojo (bass) through a mutual friend and started jamming as a 3 piece. After several temporary drummers we met Martin (again through mutual friends) a couple of months ago and our line-up is now set. 



2.「サンタ・ドッグ」というお名前は、どこから来たのですか?

この名前はレジデンツ(アメリカ出身のおかしなバンド。頭に巨大な眼球のマスクをかぶっている人達)にインスパイアされてるの。1970年代の彼等の1stシングルなんだけど、"satan god"のアナグラム(単語のつづり替えの遊び)なのね。ロブが彼等のファンで、オリジナル盤も持ってるんだけど、私達の音楽自体は彼等に影響されてる訳ではないわね。


2.Where did the band name 'Santa Dog' come from?

The name is inspired by a band called Residents (they are a crazy bunch, from the USA, they wore giant eyeballs on their heads) - it was the name of their first single in the 1970's and is an anagram of satan god. Rob is a fan of theirs and has all the original vinyl but our music isn't influenced by them.

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3."The Chemical EP"についてです。 90年代のアメリカのバンドの影響を感じるんですが、またとても英国的な部分もありますね。そういう、音楽的影響に関してはかなり意識的ですか? それとも、ただ自然にやってる、という感じですか?


誰か他の人達のスタイルでやることを目指した訳ではないわ。直感的に演奏した訳だけど、影響が気付かないうちに出ているかも知れないわね。私達アメリカのバンドもイギリスのバンドも両方好きだから(スウェーデンもフランスも...たとえば、ステレオラブやカーディガンズ!)。


3.About "The Chemical EP". I felt the influence from the 90's American bands, but also there are something  very English. Are you strictly conscious of such musical influence? Or you just play naturally?

We didn't set out to play in the style of anyone else - we just play intuitively but maybe our influences do creep in. We love listening to a mix of American and British bands. (and Swedish and French - eg. Stereolab and the Cardigans!)



4.ふだんよく聴くバンド/音楽を挙げていただけますか? そして、もし可能でしたらあなたが子供の頃、あるいはバンドを始める前、どんな音楽が好きだったか教えて下さい。

ロブと私はスミス、ビートルズ、ブロンディー、スローイング・ミュージズ、コクトーツインズ、ジェフ・バックリー、サイケデリック・ファーズ、ジェイソン・フォークナー、プリファブ・スプラウトが好き。ジョジョはヴァーヴとスピリチュアライズド、マーティンの最近のお気に入りはベン・クウェラー、ジェンマ・ヘイズ、アイアン・アンド・ワイン...それに彼はイエスの大ファンね。


4.Can you name the bands/music you usually listen to? And if possible, when you were child or before starting s band, what sort of music did you like?

Rob and I love The Smiths, the Beatles, Blondie, Throwing Muses, Cocteau Twins, Jeff Buckley, Psychedelic Furs, Jason Falkner, Prefab Sprout. Jojo very much likes the Verve and Spiritualised, Martin's current fav's include Ben Kweller, Gemma Hayes, Iron & Wine and he's also a big Yes fan.



5.作曲のプロセスについてです。歌詞はどなたが担当しているんでしょうか? また、音楽的アイデアは誰が持ち込んで来ます?「ひとりのソングライターとミュージシャン達」という関係ですか? それとも、「ソングライティング・チーム」という関係なのでしょうか? あるいはそれ以外のスタイルなんでしょうか。


私が曲の骨格(ギターの一連の流れと歌詞)を書いてそれをバンドの前で出して形にして行く、ということが多いわね。でもロブとじっくり曲を作ったり、私達でアイデアを出してから曲にしていくことも多いかな。


5.About songwriting process. Who is in charge of lyrics? And who brings the musical idea?  is it the relationship like 'one sole songwriter and musicians', or 'songwriting team', or any other style?

I tend to write the barebones of a track (Guitar line and lyrics) and then present it to the band for shaping but also I work with Rob very closely and often we form songs from jamming out ideas.

(part 2に続く)
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by penelox | 2005-12-05 23:59 | 2000年代