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最近読んだ本

8/28

 この2ヶ月ぐらいで読んだ本。
とにかく面白かった...としか言えないのですが。

-時代劇関連

「雷蔵好み」村松友視・著(集英社)
 市川雷蔵-この複雑な生い立ちを持つ、私の父と同い年のこの時代劇不世出の大スターの全貌に迫るのは、作品だけではわからない事が多すぎる。わずか37歳で散ったその人生の濃密さ。
 色々と知れば知る程、さらに興味は尽きません。

「どこかで誰かが見ていてくれる」福本清三・小田豊二(集英社)
 雷蔵とは全く対照的に、大部屋俳優一筋。日本一の斬られ役、福本清三。映画界の全盛期、そして戦後の時代劇の生き証人の、聞き書きによる貴重な証言。以前にも読んだはずなのに、読後感が以前とはだいぶ違う。あれからかなり意識して時代劇を見るようになったからかも知れない。

-イギリス関連

「七色のロンドン」浅井泰範・著(朝日文庫)
 イギリス本も、最近出ているものだけでなく、古本等で昔のものも漁ると、日本人の視点が微妙に変化して来ていることがわかって面白い。新聞記者や大学教授による「英国観察記」は、ある種エリートによる視点であり、今となっては、ある限られた世界(場所はロンドン、階級はアッパークラスかせいぜいアッパーミドルの白人のみの世界)にのみ着目している感がなきにしもあらずだが、それも含めて面白いのです。もちろん、英国のある部分の変わら無さも凄いなと思いますしね。

-アメリカ関連

「アメリカ50州を読む地図」浅井信雄・著(新潮社)
 アメリカという国の、まさに目が眩むほどの国土の広さに、ついつい日本人はひとつの視点で見てしまうのですが、そういう時にはぜひ読んだ方が良い、各州の特徴、歴史、人種割合、産業、文化、有名人などを盛り込んだ、非常に便利なアメリカ「州」別ガイド。

「アメリカ人はバカなのか」小林至・著(幻冬舎文庫)
 タイトルはあんまりなのだが、東大出身でロッテに入団したあの小林投手の引退後の話である。アメリカでの経験をもとに、そこまでアメリカのマネしちゃって良いの? アメリカみたいな社会を目指して良いの?という、貴重な警鐘である。

 なぜ貴重かと言えば、ある種エリートとしてアメリカに留学したり、仕事をするようになると、「エリートの、エスタブリッシュメントのアメリカ」に取り込まれてしまい、視点が非常に偏ってしまうからである。アメリカ帰りの学者の多くが、アメリカ・シンパになってしまう現実を思えば、こういう、普通のアメリカ人との実生活の中から出て来るリアルな視点はなかなか日本には届いてないのですよね。

-昭和史関連

「天皇が十九人いた」保阪正康・著(角川文庫)
 その名の通り。戦争が終わり、天皇の権威が揺らいだ時に、みずからを南朝の子孫であり、天皇であると宣言した者が多数いた訳です(実話)。そのあたりをさぐるドキュメント。天皇制って何だろう、ということを考えるに、非常に面白い本です。
 また、ここでも市川雷蔵についての文章を収録していて、こちらも面白い。

「ほんまにオレはアホやろか」水木しげる・著(新潮文庫)
「コミック昭和史」水木しげる・著(講談社)
「水木しげる伝」水木しげる・著(講談社漫画文庫)


 大正11年に生まれた水木先生の生きて来た軌跡、それはまさに昭和史そのものであった。面白くて何度も読み返しましたね。それにしても、甲子園や今津に住んでらしたこともあるなんて面白い。宝塚との縁も興味深い。宝塚ファミリーランドでの「ゲゲゲの鬼太郎大会」、これは幼児期の大きな思い出である。この年代の方からちゃんとバトンを受け取らないといけないなと思う、今日この頃。

「ウルトラマンの東京」実相寺昭雄・著(筑摩書房)

 こちらも非常に面白くて、何回も読み返した。ウルトラマンというのはまさに、昭和史の大事な1ピースであり、戦後日本の象徴のひとつと言える気がする。これについては書きたいことが多過ぎます。
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by penelox | 2006-08-28 23:59 |

DJ Penelox

8/26

 9月23日にライブをやる予定の長堀Peace Barさんへ。
 そこで、ベルベットムーンのおふた方と話しているうちに、当日、DJをある程度自由にやって良いということがわかった。

 どうしたものか。夢は夏の夜を駆け巡る。
  New Waveを厳選してやろうか。それともXTCばっかりやるとか。
いやいや。何を言うてんねん。

 何ブロックかに分けられたらウルトラ(円谷)特集、昭和40年代アニメ特集、時代劇名曲選とか...
そんな事やったら趣旨が変わってしまうっちゅうの(笑)。

 とりあえず、自分の音楽的ルーツが出る感じが良いでしょうね。
このブログに紹介している音楽を色々かけられたら、楽しいな。


 9/23(土)の長堀・Peace Barでのライブですが、7.00-11.00p.m.ぐらいで行なわれるリリース記念のイベントです。料金は1500円になる予定。もちろんThe Penelopesのニューアルバム"Summerdew Avenue"も販売します。
 ご購入された方には、ボードヴィルパークのロゴ・ステッカー(エルグラフィックによるもの)も付けるつもりです。

 こちらがPeace Barさん。
壁にXTCの"Drums & Wires"がかかってたのが印象的でした。素晴らしい!

 ぜひ楽しみにしていて下さい。

 なお上のイベントでは、共演して下さるBoyfriend's Deadのメンバーの方にも御会い出来た。Voのボビーさんは3年前のライブも観て下さった人。'Evergreen'から聴いて下さってるので、ファン歴14年にもなる。ひたすらありがたいです。

  DJでModern Englishをかけて欲しいとのボビーさんのリクエスト。わかりました!
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by penelox | 2006-08-26 23:59 | The Penelopes関連