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続・昭和文化再訪

- 宝来橋(ほうらいばし)ぼんた・ちぇるしいによる昭和漫才-

「ボクの昭和キャンデーなめくらべ」(作・渡田放郎)
 ぼんた・・・・B  ちぇるしい・・・C

B「どうもどうも~、皆様忙しい中ようお越し下さいました」
C「ホンマにホンマに、皆様こないに寒暖の激しい折、ようお越し下さいました。風邪にはど~ぞお気をつけ下さいませ~」
B「あらっ? 今日はパターンを変えて来たんかいな。あの、皆さんを小馬鹿にしてたキミらしうもない」
C「そらキミ、ボクかて人並みの学習能力はありますわいな」
B「ホンマかいな。こりゃまた失礼いたしました。キミにそういうもんが備わってるとはつゆ知らず」
C「おい、馬鹿にせんといてやぁ。ボクかて、伊達や体裁では大学は出てへんでぇ」
B「大学? 大学てキミ、そんなんキミ出てへんやないか」
C「・・・今出てへん、ゆうたやないか」
B「な、何やて?」
C「だてやていさいでは大学はでてへんでと、こうはっきり言うとるやないか」
B「何を言うとんねや。キミの言い方やと大学は出た、ただし伊達や体裁ではないと、そう取れるやないか」
C「君は耳も悪い上に頭も悪い男やな。そら通路として使とったら、大学の正門ぐらいは伊達くんも体裁くんも出れますわいな」
B「訳のわからんこと言いないな。しかし待てよ、この展開はどっかできいた覚えがあるぞ ・・・」
C「あたりまえやがな。Wヤングのネタそのままやがな」
B「こらこら! パクったらあかんやないの」
C「これはパクリの形を借りたトリビュートや。昭和オマージュや。おかげで岡本真夜カムバックや。」
B「何の話やねん。それにしてもやな、今日のこの漫才、相変わらず昭和再訪なんてエラい大きく出てるけどもや。ネタは続くんかいな」
C「キミが心配せんでもええがな。んなもんな、苦しくなったらトリビュートやがな。おかげで小比類巻かおるカムバックや」
B「またいらんことを言う。まぁ、ともかく、まだネタはあんねんな」
C「あるある。ど~んと構えてなさい。キミはそんな要らんこと心配せんと、ボクとここで舞台に立ってる以上はや、そこにしまったある財布の心配だけしといたらええのや」
B「・・・なななんやて? キミはスリもすんのか。危ないやっちゃな」
C「何を言うとんのや、まだ一回だけや」
B「阿呆なこと!」
C「まぁそう怒らんと。今日はキミやのうて、ボクがほの字なんを紹介させてもらうつもりやねんから」
B「そうかいな。ほんなら今日はキミのほの字やな」
C「そうそう。ほの字。・・・しかして、そのほの字の実体は・・・!」
B「やかましわ!」
C「愛の戦士、キューティーハニーさ!・・・いやいや、違うがな。ボクがほの字なんはキャンデーなのよ」
B「ナニ? キャンデーて、飴ちゃんかいな。なんやキャンデーズやないのか。ピンクレデーでもないのんか。ランスーミキも乱数表も、はたまたミーもハーも関係無しか。こらつまらんな。馬鹿者! 責任者、出てこい!」
C「キミまでパクらんでよろし。この泥亀~!」
B「キリないからやめとこ。まぁとにかく、今日はお菓子ネタやねんな」
C「さいな。いや実は、こないだ久しぶりにボンタンアメを食べたのよ。それで今日はパインアメと」
B 「ほんまかいな。何たる奇遇。ボンタンアメは実はボクの名前、「宝来橋ぼんた」の由来やねんで」
C「それで食べ比べをしたらやな」
B「オイオイ、ボクの名前の由来は素通りかいな」
C「そんな話、けったくそ悪い」
B「なんやと! そらエラいひどい言い方やないか」
C「じょ、冗談やがな。いや、実をいうと今回は、キミの名前やいうこともあってな、しゃあなしにな」
B「しゃあなしてなんやねん。イヤイヤかいな」
C「イヤイヤやないがな。難しく言うと不承不承・・・」
B「それがイヤイヤやっちゅうねん! まぁともかくそういう、飴のなめくらべっちゅうのをしてみた訳やね」
C「そうそう。ボクは関西人やよってに、飴ちゃんはどうしても常備しとかなあかんのやけど、たいていはロッテや龍角散ののど飴に終始する訳や」
B「のどをすっきりさせとかんと美声を保てへんもんね、エエ声~♪」
C「何やそのたかじん顔負けな強烈なビブラートは。それ、岡けんた師匠の真似なんやろ? んなことしとったらアンタ、弟の個展の常連やったのにもう来てくれへんなるで」
B「ほんまやったな。身内に迷惑はかけられへんわな。ほんで?」
C「ほんでやな、寒いときは沖縄黒糖のど飴、花粉の季節は鼻トールメントール、すっぱさが欲しいときはVC3000、とまあこうなってたわけや」
B「なんとまあわかりやすい(笑)。状況に応じて使い分けとる訳か。要は目的別であって、懐かしさで飴ちゃんを選ぶ、なんてことはしてへなんだ訳やね」
C「そうそう。そういう飴ちゃんをやな、変わりボンタン、変わりボンタンでなめとって・・・あれ、ちょっとおかしいなあ」
B「それを言うなら変わりベンタンや。ボンタンアメとごっちゃにしないな」
C「せやったせやった。ともかくそれでボンタンアメとパインアメや。どちらも昔からある飴やし、郷愁を誘うのは事実なんやけど、あまりに身近過ぎて、普段味わうなんてことはしてへなんだ。それで、この根強い人気の秘密は何やろかいなと、柄にもなくフト小難しいことを考えてみた訳やね」
B「ほう、そらまた一大決心でございますな。一転エラい哲学的と言おうか、古典的嗜好品の人気分析という深遠かつ市場経済に不可欠なるテーマに向かった訳やな。売れないミュージシャンに相応しいテーマや(笑)」
C「キミの方がよっぽど小難しい言い方しとるな。それにその、心に茨を持つ少年のごとき自虐性はそら、いかんよキミ。モリッシーにハング・ザ・DJされるで」
B「わしらはDとちゃう。Cや」
C「なんやCて」
B「MANZAI-C! 」
C「また阿呆なことを(笑)」
B「ま、それはともかく、食べてみてどうやったの」
C「いやどちらも甲乙つけがたい、好敵手っちゅうとこやな。江夏豊に王貞治がいたように、江川卓に掛布雅之がいたように」
B「また古いたとえで。もうちょっと詳しいこと、話しなはれ」
C「合点承知の助や。まずボンタンアメはやな、箱入り、キャラメル包装、いうところがミソやね」
B「キャラメル包装いうと、何や。確かCDでもそういう言い方、するわな」
C「つまりやな、パッケージ全体をビニール包装してるのん。飴ちゃんやらキャラメル系のお菓子言うと、今でこそ紙包みだけの細長いスティック状なんが多いけども、昔はキャラメルいうたらこういうのやったやろ」
B「ああ確かにそやな。まあキャラメルいうたらみなこういう風に、きちいっと包装してたわな。森永ミルクキャラメルなんかいまでもそうやんな」
C「何を隠そうボク「宝来橋ちぇるしい」の名前の由来である明治チェルシーも実はそうなんや。懐かしいね。もひと~つ~チェルシー♪ アナタカラ、チェルシー、ウバイタイ」
B「やかましわ。人の名前の由来は無視しといて、自分の名前はあつかましくも宣伝までしよってからに」
C「まあそないに怒らんと。そういう箱入り、ビニール包装、が独特なんは、食べ終わっても箱が残るやろ。形として残る、ゆえにいつまでも楽しめる、そこがええのや。それにこのパッケージのデザイン。昔からちーとも変わってない。ボクらが子供んときもこうやったし、たぶんそれ以前もこれやったんちゃうか。wikiで調べたら1926年、大正15年発売らしいからたぶんそうやろ。この、シンプルやけど味わいがある。文字による情報も必要最低限。これが想像力を掻き立てる訳やね」
B「つまりやな、食べてるときだけやのうて、食べたあとも楽しめる。時間をかけた楽しみになる訳やろ。この魅力は大事やで。それは、作り手であらせられる鹿児島のセイカ食品はん自身がようわかってはんのとちがうかな。そのために、ええところは変えない。広げ過ぎず、堅実に控えめに行く。せやから、押しまくりではない、職人気質の引きの美学がそこはかとのう、漂って来る訳や」
C「おお~、キミもたまにはエエこと言うやないの。見直した!」
B「キミに見直されても嬉しないな」
C「そらしゃあないて。わいらは一心同体、同一人物やからな」
B「・・・ホンマや。忘れとったがな!」
B「またかいな。かなんやっちゃな」
C「これが続くとホンマのアイデンテテー・クライシス、自己同一性の危機っちゅうやつでな・・・」
B「ちょっと待てて! また前回と同じ展開になっとるがな。同じ台本をまたしてもリライトしてへんかキミ?」
C「楽でよろしな」
B「こらこら、もうええ加減にせな! ともかくやな、そいで肝心の中身はどないやったん?」
C「これがまた素朴で乙な味でなぁ」
B「ほうほう」
C「ほんのり甘く、しつこくない・・・まさに滋味豊かなる日本のお菓子という感じなんやね。今どきの刺激を求める向きにはもしかすると物足りひんのかも知れへんけども」
B「キミの最近の和風回帰にもマッチしとんのかな」
C「和風回帰なんて言われるとなんやこそばなるで(笑)。ボクは昔から和風やで。まあ、日本のええものを自分なりに再探検、再訪問してるという感じやね」
B「包装紙も食べられるんやったっけ」
C「オブラートやろ。そう。これもまた、懐かしいとこや。小さい頃はこういうお菓子は結構あったけど、最近ではとんと見かけん。個人的には、オブラートと一緒に食べると、どうしてもばあちゃんの着物とか割烹着を思い出して切なくなるんやな」

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B「一方パインアメの方はどうでんねん」
C「さあ、そこやがな」
B「エラいもったいつけまんな」
C「気になるパインアメ、結果の方は、CMのあとで!」
B「ドアホ。CMなんか、このぶろぐでは、ありゃせんの。あるのは混浴のバナー広告だけ!」
C「キミまでいらんことを。よっしゃ、要点だけ話すさかいによう聞きや」
B「よっしゃ」
C「う~・・・わっ! はい終わり」
B「そんなもんでわかるか! 省略し過ぎじゃ!」
C「なんやわからんか。ほんならゆっくり話すで。パ・・・・イ・・・・ン・・・・」
B「極端やなキミも。ふざけてんとキチンと話さんかいな!」
C「わかったわかった、おふざけはもう終わりにしといたろ。パインアメの方はな、さすがに発売されたんが昭和26年やというのもあって、確かに50年の歴史がある訳やけど、戦後というのもあって、ボンタンアメよりは色んな意味で近い感じがあるんやな」
B「近いてどういうことや」
C「つまり、味付けにしても、デザインにしても、高度経済成長時代にその栄華を極めた、という趣なんやな」
B「それは褒めてんのか? 何やわかりにくいな」
C「いや、詳しくはメーカーさんのサイトのパインアメの歴史のページを見てくれはった方がええと思うのやけども、つまり戦後の事情が大きかった訳よ。バナナやメロン、バイナップルなんかのフルーツに、何とも言えん高級感を覚える世代やったらわかるんと違うかな」
B「つまりまだそれらが高級フルーツやった時代やな。覚えてる覚えてる。バナナもまだ昭和40年代は高級な果物やったよな。パイナップルの缶詰を食べるなんて、凄い贅沢やったんや、ボクらの子供の頃は」
C「せやろ。そういう時代に、その美味しさを楽しめる飴ちゃんがあってみ? 今から考えたら多少作りもんぽい味でも、嬉しいやろ? そういう意味で、過去を知ってるある世代には郷愁をそそるんやな」
B「まあ確かに、今バナナやパイナップルに特別な高級感というのはないな。それに今このデザインでこの味のキャンデーをどこぞのメーカーさんが作るかというと、ちょっとあり得んもんな。それやったら色んな味を揃えて、もっと機能性を考えるやろ。ノドに良いとかビタミンが豊富とか。そういうプレゼンテーションは全くないんやから逆に清々しい。そういう意味では、タイムスリップしたかのようにそこにあり、日本が通って来た道を思い出させる。それがええ訳やな」
C「それに、昔は、南洋幻想ってあったやろ」
B「戦争に行った世代が持ち帰って来た文化やな。それもわかる」
C「パイナップルって、そういう南洋幻想とリンクしいひんか。バナナもそうやけど、戦後日本の貧しさを癒す夢に、南洋幻想というのもあったと思うんやな」
B「なるほどなるほど、それもまたノスタルジックやと」
C「せやから、味が今のお菓子よりどう、ということではないんよ。むしろ、パイナップルって昔はどういうものだったかと、戦後日本の暮らしにさえ目を向けさせる、なかなかに深い歴史的文化財ということやね」
B「う~ん、パインアメで歴史の勉強が出来るとは、こらまた深いことでんな」
C「酸っぱさも 注ぐらいなりパインアメ、っちゅうところか」
B「なんやそれは。注釈つきの飴ちゃん、言うことか。ほんなら、歴史にはオプラートいらず ボンタンアメ、これでどうや」
C「包み隠さず、言うところやな。デズモンド モリーと一緒にボンタンアメ、これもええやろ」
B「デズモンドとモリー・・・それはオブラート・・・やのうて、オブラディ・オブラダや! わかりにくいボケをすな。もうキミとはやっとれんわ!」
C・B「どうも、失礼いたしました~」

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by penelox | 2010-04-26 23:34 | 日々雑感

昭和文化再訪

- 千鳥橋(ちどりばし)ぼんた・ちぇるしいによる昭和漫才-
「ボクが近頃ほの字なモノ」(作・渡田放郎)

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ぼんた・・・・B  ちぇるしい・・・C

B「どうもどうも〜、皆様忙しい中ようお越し下さいました」
C「なんやまた来たんでっかいな。黒電話で連絡してくれはったらわてらダイハツのミゼットで一も二もなく駆けつけましたんやでえ」
B「こらこら、またアホなことを・・・すんません、これがこの男の芸風でっさかい、どうも、ほんまに失礼なこって」
C「いやいやキミ、アホなことてな」
B「これをアホと言わずして何とする。昭和漫才と銘打ってる以上、お客様は神様やで。お客様を大切にしてこそ昭和漫才の王道やがな。そこにちょいちょいキミみたいな無礼な輩がおるのもまあ、時には愛嬌やけどもや、ものには限度があるがな。キミみたいに小汚い男が年柄年中お客様を小馬鹿にしとったら、こらどんならんぞ」
C「こ、小汚いてな。そうかてキミ、そこはそれ、例の不可抗力だんがな」
B「不可抗力? なんやそれ、前回も言うとったがな」
C「そやったかいな? つまりやな。不可抗力、言うのはやね、こないにいっつも寄席の最前列で弁当のええ匂いさせられますとな、さしものワイかて肚の虫が鳴きまんがな。もう昼も近いんやで。辛抱たまらん、ゆうことや・・・」
B「こら、みなまで言うな。それはワシもよう〜わかる。せやけども。せやけどもや、大五郎」
C「誰が大五郎や!」
B「漫才が終わるまでの辛抱や。3分間、待つのだぞ!
C「上手い!」
B「何が上手いや! ・・・しかしまあ要するに、ハラが減ってはいくさは出来ぬ。さしものキミもウロが来てしもたと、こういう訳やな」
C「そうやがな。しかし人の気持ちがそこまでようわかるなキミも。まるで同じ人間みたいやな・・・」
B「いやいや・・・・」
B・C「・・・待て待て。同一人物やがな!」
B「まぁそれはおくとしてや、ハラペコで思い出したんやけけれども、こないだ昭和のお菓子を色々思い出しとったら、いつもハラペコやった当時が懐かしなって来ましてな。ゆえにボクは近頃昭和にほの字だっせ」
C「な、なんやて?」
B「近頃ボクは昭和にほの字と、こう言うたわけや」
C「ほの字て。ほれとる、ゆうことかいな」
B「はいな」
C「きっかけは何やったんや」
B「うん、それはな、実はお菓子ではなかったんやな。懐かしいなぁ、あの頃てどんな時代やったんやろとか思て、ここ何年も昭和30年代、40年代の古い日本映画を録り溜めしとった訳や。ビデオやないでえ。ディーディーティー、言うやっちゃ」
C「それを言うならディーヴイディーやろうが。DDTは昔の農薬や!」
B 「そうとも言うわい」
C「そない言うねや。ほんでどないした」
B「ともかくや。それで、溜まって来た映画を時々観てると、同じ人にばっかり巡り会いまんねん」
C「誰やねそれは」
B「山茶花究浪花千栄子や」
C「ヤマチャカキュウ・・・なんやねそれは」
B「ヤマチャカて、キミもスチャラカなおヒトやねえ。サザンカ・キュウや。これぐらい読めんのか」
C「九九かいな、さざんがきゅうてな(笑)。さんしはいらっしゃぁい、ぐらいやったらわかんねんけどな」
B「(笑)いらんこと言わいでよろし」
C「んでとにかく、そのいちびりな名前は何や? 本名か?」

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B「本名のはずないやろ。元あきれたぼういず、コメディアンで俳優のおひとや」
C「その元あきれたぼういずゆうのは何や。びいちぼういずの廉価版か」
B「アンタそないな失礼なこと言うとったらリズムキングスに怒られるで(注・神戸元町の、日本の古典芸能のレコードに強いお店。お昼休みがあるのが特徴/笑)。お笑いボードヴィル楽団や。言うたらクレージー・キャッツやドリフターズの先輩やな。戦前、戦後に活躍した。ここ見てみいな。益田喜頓坊屋三郎は知っとるやろ。」
C「ああ、その人らは覚えとる。TVで観た頃はもうおじいちゃんやったけどな 。坊屋三郎いうたらクイントリックスやな」
B「そうそう。そのあきれたぼういずに第二期から参加して、かつこないだ亡くなった森繁はんの盟友のお人や」
C「森繁言うたら人形のやな」
B「はあ?」
C「人形のモリシゲ。知らんか? 知ら〜ん」
B「・・・(苦笑)もうキミと話しとったら漫才がワヤクチャになるなぁ。森繁久彌を知らんのか!」
C「知ってますがな。キャベジンやろ?」
B「こらまたエラい古いの、よう覚えとったな。キミらしくもない」
C「キミよりマシや!」
B「・・・ちょと待てや。何度も言うがキミとボクとは一心同体、同一人物なんやで。どっちがエラい、ゆう話ではなかろうが」
C「・・・ホンマや。忘れとったがな!」
B「またかいな。かなんやっちゃな」
C「これが続くとホンマのアイデンテテー・クライシス、自己同一性の危機・・・」
B「待て待て! これも前回と同じ展開やがな。同じ台本リライトしてへんかキミ?」
C「楽でよろしな」
B「こらこら、あかんがな! 」
C「ともかくやな、その山茶花究と浪花千栄子がどないしたんや?」

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B「うん、つまりやな。そのふたりばっかり出て来る訳や。ほんでな、ボクが言いたいのは後者のほう。つまり、浪花千栄子(ナニワ・チエコ)はんや。この方も山茶花はん同様、割とはようにお亡くなりになったから、あんまり振り返られることがないのが残念なんやけど。浪花はんて、オロナインの広告に出てましたやろ。で、オロナイン言うと、ホラ、地方やと今でも残ってる大村崑の「オロナミンC」とか水原弘の「アース製薬」なんかの広告も思い出すやろ。そういう、連想、アソシエイションゆうやっちゃ。
C「ウィンディーやな。ちゃぁちゃちゃちゃぁちゃ・・・(以下この曲に合わせて踊り始める)」
B「もう、ええ加減にせえよ! (苦笑)どうもキミと話してると脱線していかん。ま、ともかくや、それで、こういうサイトを見つけましたんや」
C「おお、これは実に素晴らしいでんな。いわゆる、ホーロー看板やな」
B「それで、懐かしい子供時代の郷愁に、色々思い出してみた訳や」
C「なるほどなるほど」
B「それでや、どの看板が懐かしいかなと、そない思う訳や」
C「そらあんた、どれも懐かしいわな。特に挙げるとなると、大塚系、日用品系、それに電機系になりますわな」
B「そうでっしゃろそうでっしゃろ」
C「サイトをやってはる方の仰るように、これは単なる郷愁だけやのうて、文化的に意義あることでっせ。昔とのつながりを常に意識して日々を過ごす、良いものは残して行く、いうのは大事な事やと、ボクは常々思っとりますさかいにな」
B「ほうそうかいな。ということはつまり、キミの言うところのほの字のほ、とは、ボクの「ほれてる」いうのとちごて、さしずめ「保守的」、言うことかいな」
C「いやいや、ボクはそういう哲学的なもんとは違うんやな。もう少し直接的なもんや」
B「そうとしか取れんやろ」
C「いやいや」
B「「ほ」は他にはないで」
C「まだまだ」
B「ほな何や」
C「ホーロー看板の「ほ」、ゆうこっちゃな」
B「あほらし。キミとはもうやっとれんわ」
C・B「どうも、ありがとうございました〜」

補足: こちらもぜひ御覧下さい。
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by penelox | 2010-04-19 22:49 | 日々雑感

やっと春らしさが戻って来て

 春は名のみ、がしばらく続き、体調も芳しくなかったのが、久々に春らしいやわらかい光と温かみが帰ってきて、そうなると身体も自然と元気を取り戻す。当たり前ですがやはり人間も生き物であり、自然の一部であるという思いを改めて強くします。こうやって生きていて元気になったり不調になったりを繰り返すというのは、結局のところは人間は自然と一緒に生きているに過ぎないのだということを確認したり、その念を強めるためのきっかけでしかないようにも思う今日この頃。

 別にそれでもって近代自我やら、近代機械文明を否定するとか、そんな大上段に振りかぶろうというのではないけれど、人間はつまるところ動物で、脳みそで考えてることだけで動いている訳でもないなあというのを、久々に穏やかな日和となった本日この瞬間、身体で感じた次第。でまた、それを誰かさんに、ぽそっと、伝えてみたくなった次第。

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by penelox | 2010-04-18 11:54 | 日々雑感

Rivertown Lights

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 夕方のちょっとした移動時間を使って、地元宝塚を流れる武庫川の、歌劇場周辺を少し散歩。すっかり整備されて、ゆったり時間を過ごすのに良い場所になっていました。 昔はここは遊歩道じゃなかったんですが、なんともいい感じ。

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 水面に映る光が不思議なダンスを披露していて・・・
 ぼんやりと時間を過ごしているうちに、リフレッシュできました。 川に映る風景は子供の頃とはずいぶん違ったものになってしまいましたが、そんなことを夢想してるだけでも良いんだな・・・。

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 サンビオラの一部が取り壊されてなくなってしまったのは実に残念。ここにまた高層マンションが建つというのは、正直またかという印象です。

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撮った写真、マイスペにも色々上げてますので、御覧になれるかたはよろしければ。


P.S. Rivertown Lightsというのは、作りかけの新しい曲です。
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by penelox | 2010-04-11 00:00 | 日々雑感

"Nonna In the Garden" - Yani Martinelli (2010)

Watanabe's Pop Picks 267
"Nonna In the Garden" - Yani Martinelli (2010)

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 今年に入って3月末まで、ひたすらR&B/ソウル黄金時代の音楽に焦点をあててこのPop Picksを展開させて来ましたが、春の到来とともに、またいつものポップフィールド寄りに少し戻したいと思います。

 去年の秋頃を中心にMySpaceで出会ったアーティストを結構紹介したのですが、9/28のPop Picks 171で書いたスペインはマドリードのNavy Blue、この趣味の良いポップバンドについてご記憶の方もおられると思います。後で知ったのですが実は彼ら、去年の秋に残念ながら解散していまして。で、このバンドのソングライターでありリードシンガーであったYani Martinelli嬢が、今年に入ってリリースした7曲入りミニアルバム"Nonna In the Garden"。今日はこちらをご紹介させてください。

 Navy Blueのダイナミックなピアノポップ(スーパートランプが好きというのも、何だか嬉しくなったものでした)から一転して、ここで聴けるのはセンスの良い、アコースティックな小品集。全曲聴いて連想させるアーティストを挙げれば、ハイ・ラマズ、(60年代後期の)ビーチボーイズ、70年代初期のポール・マッカートニー、("Vaudeville Park"期のジェットセットの世界とそれを継承した)ポール・ベヴォワー、近年のXTC・・・それに実際作品に参加しているスコット・ブルックマン、といったところでしょうか。アコースティック・ギターをメイン楽器に、ピアノやバンジョーで味付けした素朴な演奏、歌なのですが、上記のアーティストを思わせる時にニヤッとさせる捻ったコード進行、ドリーミーな展開/アレンジを、これ見よがしではなく、さりげなく見せます。決して存在感溢れる訳ではない声で、あまり上手でない英語で歌うのがまた却って良い雰囲気を出していて、愛猫について歌う03 "Katmandu"や、昼下がりのラジオで聴きたくなるような04"In the Scheme Of Things"(ブルックマン氏のカヴァー)、デニス・ウィルソンのカヴァーである05 "Little Bird"はその良い見本かと。手作り感覚溢れるインディー・ポップ、なんて言葉は今では使い古されていますが、彼女の場合はポップがかなり太字、という感じでしょうか。女性シンガーソングライターで、初めから終わりまで、こういうちょいとマニアックなポップ路線を軽やかに進めて行くというのはなかなかないんですよね。そこがまた嬉しいところですし今後も期待してしまうところです。ラスト07 "Thank You For the Show" のボードヴィルっぽい展開には、ビートルズからの伝統や、スペシャル・サンクスにクレジットされているポール・ベヴォワーに通ずるものもあり、おそらく彼女のキャラクターから来るのであろう暖かい余韻で締めくくります。

 ご本人からいただいたのはCD-Rで、レーベル名もありませんから、この段階ではおそらく完全な自主制作だと思いますが、MySpaceでも聴けますのでぜひチェックしていただきたいですね。

Yani Martinelli MySpace page

"Bach Ze" - Yani Martinelli (The High Llamasのカヴァー)



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by penelox | 2010-04-09 15:17 | Pop Picks

近況

 なかなかブログが更新出来ませんで申し訳ないです。
 音楽についても、日常についても、mixiやtwitterで結構語ってはいますので、どうしもてこちらの更新が滞ってしまいます。お許しください。そのふたつではなく、このPENELOGだけ御覧下さる方もきっといらっしゃると思いますので、そういう方のために独占耳寄り情報を・・・と思うのですが、なかなかパッと浮かびませんね。

さてどうしたものか・・・(苦笑)


 実は最近ようやく音楽制作用に新しいPCをようやく購入、Logic Studioというソフトも揃えまして、これから勉強しながら録音を進めて行こうとしています。

 The Penelopesとしては、そうやって少しずつ楽曲を作っては、一部はネットで出したり、また一部はCDにしたり・・・みたいな形が出来て行けたらいいなと、そう思っています。なかなかまとまった時間が取れなかったり、集中力が続かないのが困りものですが、やっぱり普段好きな音楽に触れますと、少しずつ刺激を受けたり、アイデアが浮かんだりもして来ます。結局無意識下では好きだしやりたいんでしょうね、音楽作るのが。

 また、The Penelopes以外に長年温めているアイデアもありまして、それは女性Voをフィーチャーしたエレクトロポップ/ラウンジポップみたいなタイプ。これは10年以上も前にやりかけたのですが、途中で止まってしまってたのです。当時はHeartstringsという名前にしていまして、もっと普通にギターポップぽかったのですが、もう少しシンセポップ的な要素も加えてやりたいのです。同名のグループがイギリスにいますので、名前を変えて、心機一転再出発と。これも、これから少し形にして行けそうです。こっちは特にネットで聴いてもらう形を充実させたいですね。

今はそんな感じです。

あとは、今日mixiやマイスペで上げた写真でちょっとお茶を濁すとします(笑)。

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by penelox | 2010-04-09 00:23 | 日々雑感

謙虚に、謙虚に!


 ここ数日、新しいPCのためにルータを購入して、あれやこれやとやっていたけれど、途中でよくわからなくなり、ネットで調べて余計わからなくなり、仕事もあって短時間で切り上げないといけないからさらにイライラして・・・精神状態は悪くなる一方だったのが、今朝冷静なアタマではたと気づいた、CATV会社に聞けば良いという、根本的な話をすっぽかしていたことを早速実行してみたところ、ものの数分で解決(苦笑)。simply stupidですわ(笑)。

 わからんことは謙虚にわからんと認めて、その道のプロに訊くべきなのだ。自分でも仕事してて生徒に対して日々感じてるはずなのに・・・修行が足りませんわ、ホント!

 謙虚さを忘れちゃいけないなぁという極々当たり前の話、4月1日に書いたら信じていただけないので、一日ずらしてみた次第(笑)。
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by penelox | 2010-04-02 10:50 | 日々雑感