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ウィンギーはある朝突然に!



 mixiでは一昨日に公開したのですが、時折上げている庭のちょっとしたスナッブ。今回は夏の朝に突如現れた赤とんぼです。クマゼミの合唱でけたたましい朝に、一服の清涼剤でした。


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 朝のちょっとした時間に庭に出てみると、沢山のトンボが!

 おそらくアキアカネだと思いますが、この時期にこんなにいるもんなんですね。


 しかも彼女達(勝手に断定しましたが、トンボという生き物はどこか女性を感じさせるんです)、人懐っこいというか、逃げるどころか人の周りを飛び回り、すぐ目の前に何度も止まるんですよね。まるで撮ってくれとでも言わんばかりに。


 おかげで夏の朝のひと時は、彼女達をモデルにしたちょっとした撮影会と相成りました(笑)。


 トゥイギーならぬウィンギーのサマーコレクションとでも言うべきでしょうかね? (笑)


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by penelox | 2010-07-23 11:46 | 日々雑感

苦渋の憂いを含んだパワーポップのそよ風は第二章の趣

Watanabe's Pop Picks 271
"Hearts Will Be Broken" - The Records


 このレコーズは70年代に英国で活躍したバンドThe Kursaal Flyers(カーサル・フライヤーズ)のメンバー、ジョン・ウィックス(Vo/G)とウィル・バーチ(Dr)が中心となってPunk /New Wave旋風吹き荒れる70年代後半のロンドンで結成したバンド。ブリティッシュでありながら、どちらかというとその数年前まで活躍していたラズベリーズ、それに同時代のナック、チープ・トリック、シューズといったアメリカン・パワーポップと同じルーツを共有している感覚が強いのが独特の人達でした。甘酸っぱいメロディーと爽やかなハーモニーをリッケンバッカーのギターサウンドで包み込む・・・そのおおもとはビートルズであり、今となっては大変にオーソドックスな音かも知れません。

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 ビートルズ、キンクス、フー、バーズ・・・60年代に範を求めた大変クラシカルなオールドスクール・パワーポップ、そんな定義にピッタリ入る音楽ゆえ、パワーポップという枠組みを外して聴いてもらうというのが、また難しいのではありますが、私なりの聴き所としては、どこまで明快なパワーポップスタイルであっても、やっぱり英国勢らしさが良いな、というのがあります。つまり、明るさや爽やかさ、切なさだけに終始しないある種の抑制美が際立つところでしょうか。感情や勢いに一方的に流れてしまう前にどこかで止めが入る、それは英国的というだけでなく、どこか大人の批評眼が感じられるとも言えます。それゆえ熱さや汗臭さは薄く、若い情熱で突っ走らないベテランのクレバーさは、下手すればその音楽を小粒に聴かせてしまうということでもあるのですが、彼らの長いキャリアを元に音の隅々を味わってみれば、音楽業界の浮き沈みの苦渋を味わった後、音楽との関わり方にそれなりに折り合いをつけ、彼らなりの良質のポップロックにこだわろうとした結果であることがわかり、何とも憎めない訳です。

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 リッケンバッカーのフォークロックサウンドに乗って、"Words will be spoken and hearts will be broken tonight..."(「今夜言葉が紡がれ、恋が破れ去る」と訳してみましたが)なんて苦いサビを爽やかに歌い上げる、夢破れたものの第二章的趣が漂う大人のポップロックは、何とも染みます。




こちらもこのアルバムの名曲のひとつ。2ndアルバムはなかなか粒ぞろいの作品なのです。

"Girl In A Golden Disc"




 彼らと言えば1stにも収録の代表曲であるこの曲。しかしそれが、よりによって、フランスで失踪した元マネージャーへ宛てた内容の歌詞を持つというのも、いかにも英国的というべきか(笑)。

"Starry Eyes"



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by penelox | 2010-07-21 22:33 | Pop Picks

夢見るメロディーは永遠の心の栄養

Watanabe's Pop Picks 270
"All the Daughters of Her Father's House" - The Icicle Works


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 実に久々のPop Picksの更新ですが、お許し下さい!
 アイシクル・ワークスについては、mixiの2009年3月の日記で"Birds Fly(Whisper To A Scream)"を挙げたことがあるのですが、実はこの1stアルバムに負けないくらい、85年の2ndアルバムも好きなんですよね。




 「ネオサイケの名盤」として評価が定まっている1stと比べて、アメリカンロックに接近した・・・2ndアルバム"The Small Price Of A Bicycle"はそういう評価が一般的になってしまって現在に至る、そんな感じですが、アメリカンロックへの新鮮なアクセスと、その意味するもの - 全ては何より夢見ることの比喩だと言う事 - をハタチ当時この作品で教えてもらった身としては、その評価は半分首肯しつつも、もう半分は抵抗を込めて軽く苦笑する、といったところです。

 この夢見るようなメロディーの前にしたら、ジャンルやカテゴリーなどどうでもよくなって来るリスナーもきっといると思うんですよね。今の私としては、そっちに賭けたい気分なんです。



 一方アルバム未収録でしたが、こちらの曲も、その夢見るようなメロディーに、何年も夢中になったものでした。
 初めて聴いてから25年も経ってますが、いまだに心の栄養。

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"When It All Comes Down"



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by penelox | 2010-07-20 23:13 | Pop Picks

原石放出中 part2 + おまけ


 仕事がここのところバタバタしてたせいなのか、暑さでもやもやして余計そうなったのか、自分でもよくわかりませんが、却って曲作りに集中力が上がって、意欲的に取り組めている今日この頃です。まぁこういうのは波があるので、出来ないときは全く出来ませんし、出来る時にやっとかないとどんどん消えて行きますんで、今は浮かんだものを一生懸命残して行ってるという感じですね。mixiのボイスに出来る度に挙げていたスケッチ、今回は7月6日~8日の3日間の分をまとめてご紹介させて下さい。


"Golden Girl" (7/6)
 バーズ、トム・ペティー、ミルタウン・ブラザーズ(Here I Stand")、チャーチ("Just For You")といったフォークロック系のアーティストを無意識の中でかき混ぜてるうちに自然に出来た・・・という感じでしょうか。"Evergreen"から18年ぶりに、12弦ギターをフィーチャーしたくなって来ました。
「事態が挑んで来るように思えるとき 君ならどうするだろうか 最善を尽くしたと感じているのに 相変わらず事態は手に負えない それならギターを手に取って 心に浮かぶコードに合わせて歌ってごらん 跳ね回るように元気な何かが 溢れ出てるから / 何とおかしな恋 また僕は恋におちる 他の誰かを愛している女の子に / ゴールデン・ガール、君はいつも僕の目の前にいる 新しい罪のない嘘(涙)を携えて なぜだかわからないけれど また僕は生き残る 何処かからの優しい接触で 君の愛情はそびえ立つ 何と素敵なゴールデン・ガール・・・」


"Melody Lane" (7/6)
 ポール・マッカートニーを意識したつもりでしたが、スクイーズぽくもあるかも知れません。
「すべてのひとりぼっちの人々よ あなたたちは何故そこにいるのだろう 賑やかな通りに立ち どこにもたどりつけない / いま 何かが僕に教える
 別の場所を君たちに示す時なんだと この街は昔はこんなんじゃなかったんだと / メロディー・レイン 僕の心はまだそこにある だからどうか 僕に君をそこに連れて行かせておくれ」メロディー・レインという場所が実際にある訳ではないのですが、ここに来ると何となくメロディーか浮かんで来る場所というのは地元にはいくつかあります。つぶやきでは、「殆ど死に絶えてしまったかのようなシャッター通り、さびれた地方都市に住んでて感じることです。この街はこんなんじゃなかったんだよ。子供の頃、どれだけ賑やかだったか、君に見せてあげられたらいいのに・・・若い世代の人達へのそんな想いが入ってます」とまぁ、こう書いたのですが、付け加えると、「(すべてのひとりぼっちの人々が)賑やかな通りに立ち、どこにもたどりつけない」というのは、今の世の趨勢を観察して感じてることですね。


"Life Begins At the Hop" (7/6)
 彼らの1979年のこのヒット曲は、私にとってはもう30年ぐらい、ずっと口ずさんで来た歌でもあります。XTCの歌は和音構造がかなり複雑(と言っても、わざと狙って複雑にしたというのではないのですが)なので、ギター一本で歌うと言うのは結構難しい気がしますね。歌に歌い込まれている60年代の英国地方都市の週末の光景には永遠の憧れがあるので、歌ってるとついつい嬉しくなって来ます。


"Tales from the Unknown People" (7/7)
 カントリーみたいな曲構造になってしまったけれど、元々はキンクスの"Death of A Clown"のコード進行をいじっていて出来たんです。本当は歌は1オクターヴ上で歌ってたんのを、ちょっと苦しいのと、高音だと大きい声を出さなきゃいけなくなって、それは日本のその時間帯では無理ということで(笑)、結果こうなりました。
「アーケードを抜けるときはいつも ある店のことを思い出す 名前も覚えてないし そもそも何を売ってたんだか /  認めないといけない 19歳の目には何も現実的には見えてなかったってことを 本当に青かったよ / 君はこう言うかも知れない あいつには金儲けの秘密の手段があったんだ あるいは金をちょろまかしてたか まぁ俺にはわからんけどさ とにかく人々ってのは食えないよ / むしろ読みたいのは 無名の人々の物語 あまりに多くの理不尽の中で生きる人々の だって見て来たんだから 彼らが逆境の中で微笑みを浮かべる事を忘れないのを」あんまりはっきりしない内容の歌ですが、色んな年齢のときの思いを並べてみるのも面白いというか、ある風景を見ていて過去の意識の流れを思い出したりする不思議さというか、そういうまとまりのなさを歌にするのも面白いと思ったんですね。



"Origaminality" (7/7)
 祖母への感謝を託した曲。メインの内容は7年前に他界した母方の祖母なのですが、私がまだ7歳の頃に亡くなった父方の祖母の思い出も入っていて、実はその両方の合体なのです。もうあの明治生まれの人達と直接話をして色々と学ぶことが出来ないのが、今本当に残念に思うことのひとつなんです。
「私にとって崇高なのは 子供だった頃の日々 おばあちゃんが私に教えてくれた この世界をアイデアで輝かせる方法 私にとって崇高だったのは 私が愛されていた日々 おばあちゃんが私に教えてくれた 子供の視点がいかに大切かということ オリガミナリティー(折り紙が作り出す独創的な世界) / 私にとって崇高だったのは 私が希望をもってほめられ続けたこと そのせいで人生では苦労したけどね 決して後悔はしていない 私にとって崇高なのは 色彩豊かな驚きの日々 おばあちゃんが私にもう一切れ食べるように言ったリンゴ・・・」もうちょっと歌詞で折り紙に言及してもよかったかなと思う次第(笑)。



"Magic Toy Town" (7/8)
 これも夜中に作った影響で声がかぼそいですね。ホントはイアン・マクナブみたいに歌いたかったんですけれど(笑)。
「マリオット氏が呼んだように 人生は一杯のオール・ブラン 我がホームタウンの汚い通りを 魔法のおもちゃの街のプロムナードにたとえて何が悪い / ディヴィス氏が言ったように 人々の記憶は残り得る 我がホームタウンの汚れた通りを・・・(以下は上と同じ) 魔法のおもちゃの街 色彩豊かな平和のガウンに身を包み 我々の暮らしを 我々が安心して眠れるように 包み込んでくれる すべて上手く行くさ もし穏やかな日々がずっと続くのなら そして微笑みと喜びが我々の暮らしを満たしているのなら」

 マリオット氏というのは当然スモール・フェイセズのスティーヴ・マリオットでして、歌詞は"Happy Days Toy Town"からの引用してます。ディヴィス氏というのはもちろんキンクスのレイ・デイヴィス御大。大好きな"Do You Remember Walter"から引用してます。


"Selcy Girl" (7/8)
 10数年前に作った曲(未完成)に新しい歌詞を乗せてみたもの。つぶやきでも書きましたが、"Selcy"って何かというと、大阪千里中央にある駅のショッピングセンター「千里セルシー」のこと(笑)。10何年前、この近くで教えてた子がいて、いつも通っていたので、それが元になってるんですよね。地方都市のショッピングセンターの広場で、ずっと携帯打ってる女子高生・・・すごくよくある光景ですよね。そういう普通の女の子の周りには、またロクでもない連中がウヨウヨしていて。どうか男達に騙されないで、そしてどうか良いところは変えないで・・・そういう願いに加えて、そんな年代の若い人達があっという間に25になり、30になってしまうという、その時間の経過、変転の儚さをテーマにしてます。それは当時も今回の歌詞も変わらないところですね。
「十代の夢でちりばめられた自分勝手な恋 恋してることにのぼせ上がってるだけ 馬鹿の星占いにインスパイアされた自分勝手な恋 彼氏とマンガの厚顔野郎の区別がつかない 携帯ジャンキーさん あの男はヤンキーじゃないのかい? 頼むから輝いてるところを変えないで・・・」キツい歌詞に聴こえるかも知れませんが、これが悲しい現実であり、要はその桎梏のなかで人間がどう対処し、結果どうより良く生きて行くかの方が重要であって・・・と、まぁそう思うんですよ。


"(A Day Off For the) Summer Parlour (7/8)
 もうひとつボイスで紹介しなかったものをおまけに挙げておきます。夏を祝福するという以外、特に深い意味はない歌ですけれど、自分で作ってて楽しかった歌です。
1番の歌詞も載せておきます。

Let's talk about something refreshing
I mean with some groovy music
Walk up to the balcony to feel that gentle breeze
The night is nearing, people are smiling
I don't know how to explain this happy feeling

I guess you start imagining
from the top of the week
Your cellphone's ringing
This splendour moment is near

A day off for the summer parlour
I love the sense of sharing the joy
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by penelox | 2010-07-08 21:37 | The Penelopes関連

原石放出中


 暑いですね・・・暑いとどうも色んなことがめんどくさく思えて来る。これが何よりいけませんね。こういう時ほど意識的にマメに行きたいもの。

 と言う訳で、日記を更新。ここ最近のスケッチをまたひとつにまとめてみました。

 こうして聴くと、非常に出来が粗いので、聴き手の皆様の耳にどういう印象になっているのか怖くもある(笑)のですが、こういう原点、原石の妙な光り具合も少し覚えておいていただくと、後でまた音楽の別の面白さが見つかるんじゃないかと・・・そんな気もしています。傲慢かな?(笑)


"Precious Time" (6/29)
 これはかつてのエルヴィス・コステロ、ブームタウンラッツ、レックレス・エリック・・・・こういった人達の華やかなりし70年代末の小骨が消化しきれずに残った感じの楽曲でしょうか。自分の声にはいがらっぽい感じが全然ないので、そういう風には聴こえないと思いますが。


"Summer On Your Face" (7/2)
 君は夏が嫌いというけれど、鼻のてっぺんから滴り落ちる汗も良いじゃないの。君の顔に映る夏模様が好きなんだ・・・というような歌ですね。どんな歌や(笑)。"Making Plans For Nigel"のコードをいじっていて出来た曲。


"Larkspur" (7/3)
 こういう、花や植物を使って歌にするというのは、前に"Gentians"がありましたが、スケッチでは結構多いんです。オフクロが生け花教授を長年やってたというのもあって、花関係の書物がやたらと家にある影響なのかも知れません。マーティン・ニューウェルや近年のXTCを聴いてて産まれた歌。


"Daybreak Colours" (7/4)
 夜明けの色の美しさというのにずいぶん前から惹かれていて、それを歌にしてみたいというのがありました。サギが水浴び中の武庫川を散歩していて、ふと驚く様な色彩に出会うという。それはほんの一瞬の微妙なバランスから生まれ、二度と同じ色彩が現れることはない・・・その貴重さ、儚さが持つ美ですね。


"Espionage" (7/4)
 最初のAメロはどこでもしょっちゅう聴かれるコード進行かも知れませんね(苦笑)。最近聴いたものだと、デイヴ・エドモンズの"Girls Talk"の出だしとそっくりだった(苦笑)。Misunderstanding(誤解)が元になった相互不信、それがエスカレートするとお互いへのスパイ行為になって行く・・・そういう、政治の世界とパーソナルな世界の共通するところを描いてみたかったという感じでしょうか。
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by penelox | 2010-07-06 08:22 | The Penelopes関連