7月に日曜朝の「サンデーモーニング」内で放送された、福島原発の事故処理を通じて明らかになって来た原発労働の実態についての報道です。
<樋口健二>
原発を進めてきたのはエリートでも
なんでもなくて下請けの労働者ですよ
床だとかパイプだとかボロ雑巾で放射能を拭いて
つまりね労働者達の手作業がなかったら
原発ってのは実は動かなかったってことですよ
労働者をね品物か工具のような扱いをして使い捨て切り捨て
日本の国は豊かな国だ民主主義だと言ってるけどね
全くね絵に描いた餅だと思いますよ
原発を追って約38年
38年前と現在が全く何も変わってない
そして豊かになってきたんだけども
大企業はどうもね利潤追求が第一義だったんだよね
これからもやってくとすれば被爆者を
ぼんぼん増やしてくということね
これは間違いないことですよ
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番組内で紹介されている写真家・樋口健二氏による「「隠された被爆労働〜日本の原発労働者」(1995)は11月25日に以下でご紹介いたしましたので、ぜひ御覧下さい。
イギリス Channel4 「隠された被爆労働〜日本の原発労働者」(1995)