(mixi日記7/14(2)より)
エレクトロポップにも80年代リヴァプール・ポップらしさ、というのがありした。
アンディー・マクラスキー、ポール・ハンフリーズを核とする、OMD。
オーケストラル・マヌーヴァーズ・イン・ザ・ダーク(暗闇の交響楽的戦術)という、実際はかなり長い名を持つ彼等は、70年代終わりにクラフトワークに影響を受けたテクノポップ的な二人組としてスタートしますが、次第に親しみやすいポップなメロディーを全面に立てたポップバンドとしてのニュアンスを強め、80年代前半から半ばの「第二次ブリティッシュ・インヴェイジョン」の波に乗り、アメリカにも進出。着実に支持をつかんで行きました。
意外に80年代のリヴァプール組としては、一番長期に渡って安定した活動を続けたのが彼等だったのかも知れません。
その、ポップバンドとしての充実期の個人的お気に入りをひとつ。
"Secret"
やっぱりメロディーが良いですね〜。
最後にリヴァプールの偉大なる先人の映像が挿入されるのがまた良い。